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ボカコレで、初めてボカロ曲を投稿して感じたこと

はじめに

 初めまして、門釜門出(かどかまかどで)と申します。

 以前はyoutubeで曲のアレンジとアニメーションを二次創作として投稿していましたが、先日ニコニコ動画で開催された「The VOCALOID Collection 2023 夏」に参加し、初めてオリジナルのボカロ曲を投稿しました。

 今回は「The VOCALOID Collection」(以下ボカコレ)に初めて参加し、これからオリジナル楽曲を作るにあたって、また、投稿して感じたことが出てきたので今回noteで書かせていただきました。

ボカコレとは

 ボカコレとはニコニコ動画で一定の期間内に音声合成ソフトを使った楽曲、または二次創作を投稿し、多くの作品を視聴できるインターネット内のお祭りです。

参加、楽曲制作について

 私は今回のボカコレで、ボカロ曲初投稿だったので、「ルーキー部門」(ボカロPデビューしてから二年以内の部門)に参加し、「ザクロアメ」という楽曲を投稿しました。

 楽曲、映像製作にあたって使用したソフトはこちらです。

  • インスト制作 、Mix:GarageBand(iPad)

  • 音声合成ソフト : Voisona(歌唱:知声)

  • イラスト:ibisPaint X

  • 動画:Aviutl

  • インストと歌声音源のMix:Studio One Prime

 全て無料のソフトを使いました。使い慣れたものも多いですが、動画制作はかなり苦戦し時間がかかってしまいました。

 今回使用した「知声」は、個人的に好きなボカロ(広義)で、今年の春にパソコンを買ってもらってすぐダウンロードしました。そこから「ザクロアメ」の製作は始めていましたが、なかなか楽曲が完成せず、カバー曲を歌わせていたりしましたが、六月に入ってボカコレの情報がTwitter(X)に出てくるようになり、何とか間に合わせたいという気持ちが出てきて7月に本格的に制作を始め、何とかボカコレ初日に完成させました。

 

ボカコレ期間中のこと

 プレミア会員ではなかったので、19:00ちょうどに投稿するのはかなりソワソワしました。ギリギリでタグの付け忘れや、投稿コメントの見直しに時間をかけてしまった。予約投稿で余裕をもって確認すればもう少し焦らなかったと思いました。
 
 ルーキーにもかかわらず勢いのある作品がたくさん出てきて、参加した身として盛り上がりを見れたのは新鮮でした。今まで曲を聴く側としてボカコレの参加曲を聴いてきたことはありましたが、フェスの会場にいるというよりは、盛り上がりを遠くから眺めた感覚でした。今回、曲を投稿して、「他の人はどんな曲を作ったのだろうか」と関心が高まっていくうちに、Twitterの予告からニコニコ動画へ聴きに行くことがボカコレ期間内で習慣になっていました。それが、部屋で一人でいるのにもかかわらず、会場に行ったような盛り上がりを感じられたことにつながったのかなと思います。

 参加者としても曲が届いていることがうれしかったです。「ザクロアメ」を聴いてくれた方、コメントしてくれた方、いいねしてくれた方、マイリスに入れてくれた方、には感謝してもしきれないです。毎日どれだけ伸びているのを見るのが楽しみでした。youtubeとはまた違い、作品を見てくれている実感が強く感じられました。

現状を知って先を考えられた

 結果としてはランキング圏外でした。初投稿だったので、ランキングに入るのは相当難しいとは思っていましたが、私以外にも今回のボカコレで初投稿の人たちがたくさんいて、その中でもすごい勢いで伸びている作品を見ると「自分とは違うな」と感じました。
 
 しかし、今回を機に自分の作品の制作を見直す機会になったと思います。作詞、作曲、mix、動画、イラスト、をすべて一人でやる中でどれだけ魅力的なものにできるか、ボカコレが終わってから今でもずっと考えています。その中で、どの面で有料のソフトを使うかの優先順位ができていきました。
 
 今までにない緊張感がありましたが、ボカコレで初投稿したことは、自分の創作に自信を持てるいい機会になりました。私は習い事や趣味が今まで長続きしなかったり、本気で取り組めていませんでしたが、今回の気づきで「ボカロP」として(まだ名乗れるほどのレベルには達していないと思うところもありますが)曲を投稿することに本気で取り組もうと思いました。ひとまずはラストルーキー(2025年の8月4日)まで、曲を投稿することを目標に進めていきたいです。
 
 ラストルーキー以降投稿を辞めるわけではありませんが、自分がどれだけ続けられるかを深く考えるため少しづつ目標を決めて頑張っていきます。

 ここまで見てくれてありがとうございました。

 

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