20221227

2022年12月27日 06:52

冬のひざしがすき。

これはいちばん最近撮った陽だいすきなひとたちに会いにいく電車を待っているときだいすきなひとたちに会うからいつもよりちょっとだけ気合が入っていて、お気に入りの靴をはいて、お気に入りのコートを着ているわたしをやさしい光がだきしめてくれていた
そうではないと知っている(し、それに救われることもある)けれど、冬の太陽は唯一、わたしのためにある自然光だとおもう

バイトの休憩中、家に戻るとき
この先に小さめの大きなスーパーがあって、子どもの椅子に野菜を乗せた自転車がやってきたり、これから乗せる自転車が追い越していったりする境目のあいまいな影がながく伸びている影が自己を保つのに精一杯のように見え、あるいは世界がそれを受け止める布団になる準備を整えているようにも見える
なんて、都合がよすぎるか
両手をポケットにしまって見えないように握りこむ精一杯のまま、崩れる前に歩き始める

人生でいちばんよかった景色

この日は天気雨が降っていて、
冬の澄んだ空気の緊張と、雨上がりの光のやわらかさが同時にあって
うつくしい世界に生まれてきたんだなとおもった
世界に誕生日をお祝いしてもらった

instagram @chibimon_1230

愛されていることはわかっている痛いほど伝わっているただわたしのほんとうにほしいものは、ちがうのごめんなさい
こんなに近くにいるひとと、こんなにも遠いのに、
そういうときにかぎって、そういうときは決まって、
世界がうつくしい
来世ではきっとうまくやるから、ごめん (とかいう、無意味な嘘をついて、ごめん)
と思っていたような気がするまだ思い出せるということは、まだ思っているのかもしれないでもいくらかやわらかくなりましたこのまましばらく煮込んでやって、いつかおいしく食べられるといいね

冬の太陽、冬を好きな要素の大半を占めてるまた書くかもしれない

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