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ゆるきちファミリーの声ーりかこー
もともと「子ども」として利用していたりかこさん。「今まで自分がしてもらったことを次の子どもにもしてあげたいと思って活動を始めました。」Kacotamにはそんなふうに利用者だった子どもがメンバーとして戻ってきてくれることがあります。
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りかこさんのように元々利用者だったメンバーは子どもの目線に立った活動がとても上手です。「ボードゲームのように、人数が必要なことをやりたい子がいる時には積極的に自分も参加します。テレビゲームが余っている時には、他の子どもでやりたい子がいないか見て、いないようなら『じゃあ、私もやる!』と声をかけて一緒に遊んでいます。」
ゆるきちで最も盛り上がるのがご飯の時間です。現在はコロナの影響でキッチンの利用を制限していますが、子どもたちが作りたいものを自分たちで作ったり、食べたいものをメンバーが作ったりします。
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「ゆるきちには料理長や副料理長と呼ばれる子がいて、よく利用している子やメンバーにチャーハンを作ってくれます。チャーハンができるとみんながリビングに集まってきて、一緒に食べます。食事しながらだといろいろな話ができることが多くあり、印象的です。」
ご飯食べながらだと、普段話しづらい話がサラッと話せたり、「〇〇をやりたいな〜」とみんなが1つの話題で盛り上がったり…。不思議ですよね。ご飯がお腹だけじゃなく、心も満たしてくれているみたいな、そんな感覚になります。
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「利用する子から学生メンバー、社会人メンバーと、幅広い年齢層の人がいます。私は部活で先輩後輩がありましたが、1つの年齢の違いしかなく、部活が終われば関わりは無くなってしまいました。しかし、ゆるきちには幅広い年齢の人がいて、自分の知らない知識や経験を教えてもらえたり、逆に教える立場になったりして人との繋がりを得ることができました。」
ゆるきちはKacotamの活動の中でも、「つながりができる環境」をつくる活動に位置づけられています。様々な年代・立場の人との繋がりの中で、自分の考えや行動が大事にされることを感じ、次の挑戦の基点になるように。
りかこさんが思うゆるきちメンバーに向いている人は「自分の時間のやりくりができる人。ゆるきちの活動は強制ではないので、時間がある時に参加できることが良いところですが、メンバーが足りないと開館できなくなってしますので、時間のやりくりをして参加してほしいです!」
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