コロナ禍の夏休み(2年目)
無駄に10日間もある夏休み…暇である。暑いので外出するのが億劫でもあるし、そもそもコロナ禍なので家に友人たちを呼ぶわけにもいかない。みんな何をしているのだろう。
海外ドラマの続きや、読みかけの本や、やりかけの編み物や、いつかやろうと思っている少し手の込んだ料理や…やろうと思えばいくらでもやることは、ある。でも、なんとなくいつものソファーに座ってスマホで人のSNSをのぞき見しては、みんなのキラキラした投稿にため息をついて、まるで一人だけ取り残された気分になって落ち込む。
そう、私はいつでも人を羨ましいと思って生きている。羨ましいと思うなら自分もそうすればいいし、そうなれるような行動を取ればいいのに、しない。文句を言って言い訳して自分を正当化して…結局落ち込む。
夏休み。みんなが何をしていようが、構わないのにな。