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noteを始めるきっかけについて。自己紹介とかZINE制作とかに絡めて。

よし!書きたいこと書くぞ!なんて思い立ち、noteをはじめてみたのは、いいものの、何から進めてよいのか分からず。
noteの「型」みたいなものを探して一時間ほど経つ。
なんとなく、初めの投稿は自己紹介から始めるのが良さそうだと思い、そのようにしてみた。


自己紹介

名前は「odd curry press」と申します。
岐阜県に妻と2人で住む32歳男性。
建築設計事務所にて勤務しています。

趣味や好きなこと

料理、旅行、音楽、読書が趣味と言えば趣味なのだけど、こう羅列すると、趣味がなさそうな人に見えなくもない。読書に重なるが、「本屋をまわる」ことも趣味かもしれない。毎回買うわけではないけど、本の入れ替わりをただ見たりしている。
地元には、定点観測している本屋がいくつかある。

本屋の中でも独立系書店と呼ばれる、店主の指向が滲み出た書店に惹かれる。自分の家の本棚かという具合な店に惹かれたりするが、全く自分の興味外の選書が連なる店も、店主の指向や哲学みたいものが読み取れて、それにもまた惹かれる。
店主自身の人生の文脈を読み解くのが楽しいのだと思っている。

noteはZINE制作のために

本を通して、書き手の思い、考えをインプットすることを続けるうちに、自分が表現することへの興味が湧いてきた。

ZINEとは?

そのきっかけのひとつに、「ZINE」がある。
ZINEとは自主制作出版物のことで、インディーズの出版物みたいなものだと僕のなかでは理解している。

zine(ジン)」とは、個人または小さなグループによって作成された、小規模で独立した出版物のことです。語源は「マガジン(magazine)」の省略形であり、一般的に以下の特徴を持っています:(以下省略)

ChatGPTに「zineとは何ですか?」と入力した結果を引用

ZINEの内容は制作者により異なり、フォトブック、グラフィック集、短歌、小説、日常のエッセイなどが納められたものまで様々。
特に僕が好きなのは、日常のエッセイが書かれているZINE。

ZINEに触れることは、「とある誰か」の世界に飛び込むこと

ZINEが面白いのは、制作者は自分にとって何者でもないところだと思っている。作家でも、芸能人でも、学者でもない。(そういう人が作ったZINEがあるかもしれないが)

街ですれ違った、もう二度と会うことのない人の人生をのぞき込む感覚というか、自分は知り得なかった、「とある誰か」の世界に飛び込むような体験ができる気がする。
内容もそうだが、装丁、印刷方法、紙などを通して、徐々に制作者像があぶり出されていくのも面白い。

作品を通して、「とある誰か」が「特別なもの」に変わっていく。
そんなロマンチックなものに思えてくるのも面白い。
自分にとってのZINEの面白さはこんな感じなのだと思う。
(書きながら整理してみて初めてそうなのだと分かったが)

ZINEを制作することになった

そんな矢先、自分の住んでいる地域でZINEのイベントを開催するとのことで、その運営手伝いをすることになった。

そのイベントでは、地元のクリエイターがZINEを製作し、販売する企画もあとのことだった。これは良い機会だと思い、自分もZINEを製作し、出品することになった。

ZINEの内容は、この夏、夫婦で行ったイギリスとスペイン旅行について。
旅行中に遭遇した出来事を通して感じたことを写真とエッセイでまとめたものにした。

自分の文章が誰かに見られることには、それほどの抵抗はなかった。
学生時代には学術論文を書き、誰かの目にその論文が晒されることはあったし、勤める会社でもブログを書くこともあった。

だけど今回のZINEで表現するのは、自分自身の内面だということがそのときとは全く違っていた。
結局読むのは身近な人だけだろうと、予防線を張りつつも、
でもその先の誰か知らない人にも読んでもらいたいとも思った。
全く自分のことを知らない人にどんな受け取られ方をするんだろう、と。

自分がZINEを読んだときの感覚を自分のZINEを通して体験してもらえたら嬉しい。自分が誰かにとっての「とある誰か」になってみたい。
そんな好奇心がふつふつと湧く。

今回制作したZINEはそのイベントにて12冊ほど販売した。
たった12冊だけど、自分にとっては知らない誰かの手に届いたことは大きな出来事だ。そして、今後も自分をZINEを通して表現したいとより強く思うようになった。

noteに書き溜めたものをZINEに

今後ZINE制作を進めていくうえで、自分の考えをまとめる場所がほしいと思い、そこで思い出したnote。
書き留めておきたいことなどをここに綴っていこうと思う。

日記、小論のようなものからエッセイみたいなもの。
いずれそんな形になればと思いを込めて、初めての記事を終えようと思う。

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