【看護師・看護学生向け】職場を選ぶときに参考になるおススメの本3選
こんにちは、原です。
そろそろ職場選択のヒントになる情報も記載したいと思います!
今回は、看護学生さんや看護師さんが職場を選ぶ時のヒントになる本を3冊ご紹介したいと思います。私も、大学2年生を対象とした「キャリア教育」という講義を行う際に、この3冊を参考にしています。
【1冊目】看護の現場で活躍できる看護師のためのキャリアナビ : 多様な働き方を考えるお仕事大全
看護師の働く場所は、病院や診療所だけではない!という部分に焦点をあて、訪問看護ステーション、介護施設などメジャーな施設だけではなく、治験コーディネーターや医療的ケア児専門保育園など、多様な働き方がたくさん紹介されています。
それぞれの現場で働く看護師さんの生の声も掲載されており、実際に働くイメージがわきやすいのも、この書籍の特徴だと思います。
実際に、職場を選ぶときに役に立つ、キャリアを考えるワークシートも掲載されていますので、自分で書き込みながら職場選択について考えることができます。
まだどのような看護師になりたいかが定まっていない看護学生さんから、次はどんな仕事をしてみようかな、と迷っている看護師さんへも、幅広くおススメしたい本です。
【2冊目】看護師のためのキャリアデザインBOOK【改訂版】
こちらの本は、先輩看護師の事例からキャリアを考える章、キャリアデザインについて学び考える章、これまで研究されてきたキャリア理論をもとにキャリアを考える章に分かれています。
こちらの本は、特に、すでに看護師として働いている方が、ふと自分のキャリアに迷ったとき、転職しようかなと考え始めたときなどに最適な本だと思います。
もちろん、すでに働いている看護師さんだけではなく、看護学生さんにもおススメしたい要素も沢山盛り込まれています。
例えば、「やりたいこと」の実現を目指すためのワークシートや、キャリア・アンカー(個人がキャリアを選択していく上で絶対に譲れない軸となる価値観や欲求、能力など)で「自分らしさ」を知るなどは、看護学生さんにとっても就職活動前に知っておいてもらいたい内容だと思います。
こちらの本は、ワークシート形式の内容が沢山含まれていますので、ぜひ手を動かしながら、自分自身について知り、ご自身のキャリアデザインについて考えてみてくださいね。
【3冊目】4021の研究データが導き出す科学的な適職:最高の職業の選び方
こちらは看護師さん向けではなく、働くすべての方を対象とした本です。
私は「4021の研究データが導き出す、科学的な」の部分に惹かれて手に取りました。ついつい研究者としては、エビデンスが気になってしまいます。
こちらの本は、これまで職業・職場選択を行う際に、よく行われてきたことがなぜ間違いだったのかについて触れ、科学的に職業・職場をどのように選んだらよいのかについて示唆を与えてくれます。
具体的に、どのようなポイントが仕事の幸福度を高めてくれるのか、あるいは、幸福な仕事選びを妨げているのかについて、科学的なエビデンスをもとに説明してくれるので、やはり説得力がありました!
この職業・この職場良いかも!と思い始めた時に生じがちなバイアスを取り除く方法も記載されており、私も就職前にこの本読んでおきたかったな・・・と思いました。
働く前の学生さんにぜひおススメしたい本なのですが、幸せに働きたいと思うすべての方にご一読頂きたい本だと思います。
今回は、職場選択のヒントになる3冊の本をご紹介しました。私もついついSNSから情報収集をしてしまうのですが、やはり本も貴重な情報源だと思います。
ぜひこの機会に、スマホを置いて本を手に取ってみませんか。読書の秋とも言いますしね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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