さあ、売り方を考えよう。
6月に入る社員のPCと携帯電話を買いに家電量販店に。
ええ、ひとり社長はなんでもやりますよ。
イマドキはネットで買うんですかね。
なんか、高いものはリアルで買った方が安心してしまうおじさんです。
僕のバキバキの携帯もせっかくだから機種変更しようと
結局社員用と僕用の2台携帯を買いました。
え!機種代だけで30万。。。。
ちょっと高いな、、、
しかし、月々の支払で言うと2台で6~7000円位。
4年の分割払い。
無事商品も受け取ったし、反射的に財布を取り出して
「いくらですか?」と言いました。
「お客様、月々の携帯のお支払いでいただきますので今日はお支払い大丈夫です。」
30万の買い物をカードを出すこともなく、袋には新品の携帯2つ。
なんなんだろう。この味わったことがない感覚。気持ち悪い。
いや、僕も今まで何回も携帯買ったことありますよ。
でも今までは1台でせいぜい5~8万位だった。その時は今日ほど感じなかった、違和感。桁が一つ大きくなったからだろうか。
だれがこの売り方を最初に考えたのだろう。
天才的である。携帯はもはや生活必需品。電車に乗れば、全員携帯を見ている。
分割にしても回収がほぼ100%できるんだろう。
皆、金欠だとしても携帯の代金を優先して払う。ホームレスでも携帯を持っていたりするそうだ。
だから最初のハードルをどれだけ下げるかが勝負。
菅元首相が儲けすぎている携帯三社に独占禁止法ではないか、と圧力をかけたのが4年前。楽天モバイルこそ、苦戦しているが、携帯大手キャリア3社はどこも大儲け。
飲食店でも、学ぶべきところがある。
CoCo壱番屋は最低価格こそポークカレーの591円だが、
沢山あるトッピング、ご飯の量、辛さのカスタマイズで気づけば1500円位になっている。
でも選んだのは自分だ。究極の自己責任である。そして毎回満足してしまう。カレーに1500円。冷静に考えれば高い。
マクドナルドには定期的に通ってしまう。なぜか。
魅力的なハッピーセットがあるからだ。
トミカ、ポケモン、キティちゃん、カービィ、
毎度毎度、子供たちが騒ぎだす。
子供につられて大人も行ってしまう。おもちゃつけて原価高くても
大人でとればいい。悪魔的である。
そして、日本マクドナルド創業者藤田田(でん)氏はかつてこういった。
「人間は子供の時に食べた味をおいしいと感じるんだ。
子供に食べさせることでマクドナルドは国民食になったんだ。」
と。悪魔的である。
さあ、売り方を考えよう。
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