無症状感染という名の罪悪感
2020年、私が一番に感じたのは、
「無症状感染者」になるのではないかという恐怖心です。
東京にセミナーで開催されるセミナーに参加したのは、2020年3月なかばのことです。
様々な事情を考え、セミナー受講を断ることは選びませんでした。
その代わり、地元で一番初めにコロナに罹患することを覚悟の上での参加でした。
満員電車に乗り、都心部であるセミナー会場へ。
当時は、発症するまで3週間くらい?かかるという話があったので、田舎の両親には「東京へ行くので、コロナに罹患していたらあなた方へ罹患させたら困るので3週間ほど会えない。」ことを伝えました。
地元へ帰ってからも「わたしは無症状感染者かもしれない。」
という罪悪感でいっぱいでした。
3週間が過ぎた頃、「罹患していない!!」とわかり両親に会いに行きました。
兄弟も、そのころたびたび出張することもあったので、出張後は3週間は両親に会いに行かないことを徹底していました。
「もしかしたら、自分が親にうつすかも……。」
高齢の両親に会うときは、家でもマスクをしていました。
まるで自分がバイキンであるかのような罪悪感を持ちながら過ごしていました。
2020年3月といえば、マスクも品薄で、アロマの瓶などを消毒するために薬局で購入していたアルコールも店頭から消えました。
先ほども述べましたが、3月に東京で開催されるセミナーに行ってきました。
行くときには、出来る限りの準備はしていきました。
本当に、コロナを恐れていましたから……(^_^;)
なぜなら、中国の武漢市や、イタリアローマでコ ロナに感染した人々がバタバタと倒れて行く様子を毎日、YouTubeで見ていたので。
まず第一に、知人に、「次亜塩素酸水がいいよ。ネットから無くなる前に購入したほうがいいよ。」と教えてもらって慌ててamazonから購入しました。
そして、ホメオパシーの「サポートコロナ」というチンキを購入して毎日飲んでいました。
首からぶら下げるウィルス撃退?のものも用意しました。
GSE(グレープフルーツシードエクストラクト)というグレープフルーツのエキスが除菌にいいというので、アイハーブで購入してアロエベラジェルで薄めて手の除菌に使用していました。
100均で、手袋を購入し、電車のつり革を掴むときに使用するようにしました。(3月の東京で毛糸の手袋をしているのはかなり不審だったにちがいありません(^^;;実際。電車の中で斜め前の席の男性に不審な顔をされましたもの……。)
正直に言います。
本当に恐れていました。
ホテルにでは、ドアノブから水道の蛇口から自分が触れるものは次亜塩素酸水で何から何まで除菌しまくりました。
去年の3月時点では、自分が無症状感染者ではないかという罪悪感を人一倍持っていたことは自負しております。
ただ……
世の中、何かおかしい?
という疑問も頭の片隅にありながら……。
『どうしておかしいと思ったのか?』
次回に続きます。
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