各種交流会の名札製作マニュアル
みなさーん、交流会、参加してますか？
している方、良いですね。していない方、したほうが楽しいですよ。
交流会であると良いものに名札があります。参加した証となり思い出に残るだけでなく、イベントにおいてお互いの認知の助けになります。(インターネットでは面識があるがオフでは初対面である場合や、人見知りの方でも自己紹介の一助になる)
どうせ作るなら良いものを作りたいという気持ちはあると思うので、各種交流会・早慶戦で名札を作ってきた私が知見を共有します。これから交流会を運営するみなさんの助けになればと思います。
名札の構成要素
名札に必ず入れるべき要素・あると見栄えが良くなる要素を列挙します。
必ず入れるべき要素
・交流会名
・名前欄
・チームがある場合チーム名欄
あると良い要素
・立ち絵
・背景装飾
・各個人のコメント欄
運営が2023年から始まっていたので間違えてしまった。
各要素の説明
交流会名
これがないと始まりません。全体の中で埋もれないように目立つデザインでいいと思います。例に挙げている名札では文字を太くし中に彫りが入ったような字体にして存在感を出した。
名前欄
参加者名を入れる。私は白い長方形を用意しそこにテキストボックスを当てはめるという手法を多用している。この方法が必須というわけではないが、可読性が高いレイアウトが望ましい。背景に色を用いている(特に濃い色)場合は文字が背景に同化してしまい可読性が低くなることが多いため気を付けること。
チーム名
チーム戦の交流会の場合は必ず入れよう。名前欄の近くに配置すると一見しただけで分かりやすいが、好みの問題である。これも背景に同化して目立たなくならないように適宜デザインを施すと良い。
立ち絵
文字だけの名札より、何かしらの立ち絵があると華やかになる。参加者のSNSアイコン、ゲームのキャラクター、腕があれば書き下ろし絵など。なお公式ホームページのキャラクター紹介ページなどからダウンロードして立ち絵とする場合は切り抜き作業を覚悟しておこう。
【重要】画像を綺麗に印刷したい場合は、素材の解像度が300~350dpi必要となる。自分で描く場合はそのように設定しよう。ただしインターネットの画像は96dpi程度のものがほとんどであるため、ネットの画像を使う場合は多少画像が荒く印刷されることを許容すること。
背景装飾
交流会のテーマやゲームに合わせて装飾を入れると華やかになります。先ほどの例でいうと、ボルテVIのカットインで出てくる六角形を再現して背景に入れました。
コメント欄
入れる余裕があれば入れてもいいかも。私は今までスペースを余らせたことがないので入れたことない。
立ち絵のキャラを変えたりしている。
実際の製作過程
ここからは順を追って製作過程を追っていく。前提として配布までに十分な時間があること、photoshopまたはGIMPを使って製作すること、印刷所に入稿して印刷してもらうこととする。
私は秋葉原製作所さんをよく使っています。便利。ただしここは20枚から印刷受付なので参加者が少ない交流会とかだと注意が必要かもしれません。
テンプレート
一般的な名刺サイズ(縦55mm×横91mm)で作るといいです。印刷所が用意している名刺・名札用テンプレートがあればそれをダウンロードしてそれを元に作ると楽です。
構成
先述した構成要素を上手く配置して、交流会や大会の雰囲気に合ったデザインを作りましょう。可読性の確保を忘れずに。
デザイン保存、入稿
参加者それぞれの名前を印字するなら参加者ごとに、名前欄を用意して自分で書かせるならそのままデータを保存します。jpeg形式での保存を推奨します。理由はpsdでの保存だとソフトバージョンの違いで正常に読み込めないことがあるからです。(今年の戦ではGIMPで作ってpsdにエクスポートして入稿しようとしたらうまくいかずに3時間の作業がパアになったりしました)
もしかしたら修正点があるかもしれないのでUSBメモリにデータを入れて実際にお店に行って入稿するほうがおすすめです。
あとがき
こういったノウハウ記事を書くのは初めてなので言葉足らずな点があると思います。分からないところがあればコメント欄に書いていただくか、KBDの交流会運営の方であれば直接言えたりするので気軽にお声かけください。
Wordでデザインつくって…家のコピー機の出力に応じて位置を調整して…あまり画質のよくないものに納得いかないまま配る…これを卒業して業者を頼って良いものを配れるようになるのを願っています。
文責：かっちゃん
おまけ
名札ケースも要りますよね。オススメ商品を貼っておきます。