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ジョーンズ目線
ワクチンへの対応が遅い、オリンピックどうすんだ、与党は傲慢だ、野党も頼りにならん、上級国民はけしからん、隣国は何考えてんだ、ガッキーは結婚だ、上司はバカだ、阪神は弱い、、、あっ今年は強いのか。
まあ色々あるが、そんなときはジョーンズ目線に立つといい。
缶コーヒーBOSSの宇宙人ジョーンズのことだ。
「この惑星の住人たちは・・・」のポジションに立つのだ。
イラッとくるのは、自分がそのことに関してインサイダーだからだ。日本人だから日本の政治にイラッとくるが、ウクライナの政治にはあまりイラッとこない。
関西人だから阪神の負けっぷりにイラッとくるが、ムンバイのクリケットチームが何連敗してもあまりイラッとこない。あっ、阪神今年は強いのか。
インサイダー視点からアウトサイダー視点にスイッチするだけで、大概のことに寛容になれる。上から目線ならぬ、外から目線である。
私は海外在住で、日本インサイダー度が下がっているので、日本政府のコロナ対応にしてもオリンピック対応にしても、まあしっかりおやんなさい、ぐらいの軽い立ち位置だ。
もっとも、昔から会社インサイダー度も低く、責任感が足りないだなんだと、お叱りを受けることが多いのだが。
もちろん、政治問題であれば投票行動で示すとか、阪神問題であれば応援に行くとか、インサイダーとして起こすべきアクションもあるが、いつでも気を揉んでいてはストレスで身がもたない。
宇宙人ジョーンズ目線で、この惑星の問題はこの惑星の住人たちが解決するしかない、と達観してみることも、人生百年時代の健康管理としては重要なのである。
バカ上司問題でさえ、ジョーンズ目線で脳内処理すれば、「このろくでもない、素晴らしき世界」を案外楽しめたりするものだ。
あなたの目の前で顔を真っ赤にして、わーわー言ってるのは、あなたとは別の惑星の住人なのである。
ヘッダーは、けんこうさんのイラストを使わせていただきました。けんこうさん、ありがとうございました。
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