ムチャぶり
時の将軍のムチャぶりに応え続け、後世に名を残したのは一休さんだ。
会社でムチャぶりに応え続けていると、「この難局もあいつならなんとかしてくれる」という評価に繋がる。
noteの各種企画も、ある意味ムチャぶりだ。こんなお題で小説書け、曲作れ、面白いこと言え。それに応える。だから面白い。
ムチャぶりこそクリエイターの腕の見せどころである。
さて、ここまでムチャぶりを正当化しておいて、「沙々杯みんなの俳句大会」運営からのムチャぶり犠牲者たちを紹介する。
犠牲者その① 画像担当 おとやさん
こんな指示(要望)が舞い込んできました。
MISSION:指定する季語をもとにインク画を作れ!
運営さんの方から何個か季語をお伝えいただき、その中からインク画にて画像を作成致しました。
その中の2つが「風花」と「寒椿」です。
実はキービジュアルはこの2つの画像を合成したものであります。
風花
寒椿
「合体」🙏
風花寒椿
おとやさんのインク画は偶然性が支配する要素が大きい。そのため普段はタイトルありきで制作するのではなく、出来上がった作品を見てタイトルをつける。冬の季語「風花」「寒椿」をお題として出した時点でムチャぶりなのだ。
「風花寒椿」に、kesun4さん、まど夏さん、riraさんにそれぞれムチャぶりした、筆字、キャッチフレーズ、デザインが組み合わさって沙々杯キービジュアルが出来ている。
沙々杯 キービジュアル
カッコいい。
犠牲者その② 音楽担当 ジユンペイさん
「クール系で、なおかつ爽やかな風が吹き抜けるような印象を与え、ループ再生やナレーションバックに適しているできるだけサイズのコンパクトなもの」という幕の内弁当ぜんぶ乗せみたいなオーダーにはなかなか苦戦しましたが、、、気に入って頂けたようで良かったです!
クール系で、なおかつ爽やかな風が吹き抜けるような印象を与え、ループ再生やナレーションバックに適しているできるだけサイズのコンパクトなもの。
なんだかよくわからない、、、
ムチャぶりにもほどがある。
しかし、この幕の内オーダーに快く応えていただき、予告動画BGMにも使われている音楽が完成した。
これまたカッコいい。
あまりにもカッコよすぎて、こちらがどんなフリをしたのか忘れ、納品即OKを出した。
動画担当PJさんには随分差し戻しをした。ナレの一猫さんにも無理を言った。
そんなこんながあったが、予告動画全体を通じ、キーコンセプト「やさしさの風」が吹いているはず。
みんなの俳句大会は、もはやムチャぶりの集大成と呼んでも過言ではない。「ムチャぶり」と「勝手」からなるアナーキーな創作空間こそ「みんなの俳句大会」なのだ。運営は、次にムチャぶりするクリエイターを常に探索している。
春の大会もだ。
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