ホワイトデーのプレゼント
xuさんは、私がnoteを始めた頃からのお付き合い。
先月バレンタインデーのプレゼントとして、私をモデルにしたショート・ショートを頂戴した。感激した。
今日はホワイトデーのお返し。
リルケ「若き詩人への手紙」の一節。
レディ・ガガも一部をタトゥーにしている。
あなたはご自分の詩がいいかどうかをお尋ねになる。あなたは私にお尋ねになる。前には他の人にお尋ねになった。あなたは雑誌に詩をお送りになる。ほかの詩と比べてごらんになる、そしてどこかの編集部があなたの試作を返してきたからといって、自身をぐらつかせる。では私がお願いしましょう。そんなことは一切おやめなさい。
あなたは外へ眼を向けていらっしゃる。だが、何よりも今、あなたのなさってはいけないことがそれなのです。
誰もあなたに助言したり手助けしたりすることはできません。誰も。
ただひとつの手段があるきりです。自らの内にお入りなさい。
あなたが書かずにいられない根拠を深くさぐってください。それがあなたの心の最も深いところに根を張っているかどうかを調べてごらんなさい。もしもあなたが書くことを止めたら、死ななければならないかどうか、自分自身に告白してください。
何よりもまず、あなたの夜の最も静かな時刻に自分自身に尋ねてごらんなさい。私は書かねばならないかと。深い答えを求めて自己の内へ内へと掘り下げてごらんなさい。
xuさんの名作から、このテキストをプレゼントしました。
xuさん。
いつもありがとう。
応援していますよ。
励みになります。 大抵は悪ふざけに使います。