kabuyuki厳選 財務健全優良企業3選

日本市場は長期金利が12年5か月ぶりの高水準をつけ、先週は金利高の影響により、有利子負債を抱えている金利負担が大きい企業が多く売られた印象だった。
今後も金利高が続く限りこの状況は続くと思われる。
そこで今回は金利高にも強い財務健全で本業も好調な企業として、3企業の分析を行う。

<7931未来工業>

・有利子倍率0.01
・利回り3.24%
・電材及び管材事業が売上の77.4%を占めており、
 今話題のデータセンターにも関連してくる事業
・配当性向50%
・業績予想が弱気なことが懸念点
 業績予想が弱気な背景には、新設住宅着工戸数の弱さ、資材価格や原油価格の高騰等がある

出典元:kabutan

ただ、未来工業は元々保守的な業績見通しを出す傾向の強い企業であり、
直近5年間は上方修正を繰り返している。

直近調整傾向にある銘柄ではあるが財務健全、3%以上の配当、データセンター関連の超優良株です。


<9622 スペース>


商業施設中心の内装工事会社。
ディスプレー企画設計から施工まで一貫体制。
・有利子負債倍率0
・PBR1倍割れ+利回り3.7%
・好業績(5/10上半期の業績を上方修正済み)
好業績の背景としては、コロナ禍で減少していたディスプレイ業界の業績の回復、
取引先の小売やショッピングセンターの業績が好調
人流・インバウンド需要の増加で好影響。

第1四半期実績:売上高前年比117.9% 営業利益前年比115.2%

出典元:kabutan
出典元:スペース 2024年12月期第1四半期決算資料

営業利益増加の背景としては、外注費の抑制や大型案件の収益性の向上により、
営業利益率大幅改善。
財務優良、業績好調、利益構造が変化してきており、まだ株価が割安水準の企業。

<3431宮地エンジニアリンググループ>


・有利子負債倍率0.01
・配当利回り4.28%
2024/3期~2027/3期の総還元性向60%を 目安に株主還元を維持・拡大
・事業環境良好
事業規模約7兆円の大規模更新工事の継続的な発注や、高難度ビッグプロジェクトの発注 も見込まれており、飛躍する事業環境にある

出典元:kabutan

国土交通省、 高速道路会社等の官公庁から発注される橋梁の製作・施工を主力事業とする発注者の発注枠内で経営していく受注産業であり、公共事業の受注は入札で決まるため、計画的に受注をする事は出来ないですが、国家の公共事業関係費の予算も拡大しており、今後も業績拡大の見込める高配当企業。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?