225先物 エリオット波動分析No.972＆与太話(2023/04/18-20:36)

　3月19日No.945における与太話、「最初の不安」はサブプライム・ローンの時もそうだったけど、戻るんだよなぁ～・・・と。で、戻るから忘れちゃう・・・「知って(覚えて)」はいるケド、戻るから見て見ぬ振りをしてしまう。そのうち、皆で相場を嘗め始めて・・・皆で「押し目、おしめ」と赤ちゃんか！となったくらいで、やがて来るべきものがやって来たというのがリーマン・ショックというお話(笑)。

　当時(3月19日)、26,190円を付けてからの戻り局面、27,150円を付けてから「モッカイ、25,600円～590円辺りを付けてから、結構、戻すんじゃぁ～ないの？」といったイメージを持っていましたが、結果的には26,190円をボトムに戻しに戻して「今」に至るという事に。

　ココで大事なのは・・・仮に当時、俄かに声高になった「米銀不安説(最初の不安)」に必要以上に耳を傾け、出口なしの悲観論に捕われていたら・・・ニッチもサッチも行かない状況かと。
　かと言って・・・2008年同様に戻り(上昇)に乗じて「忘れる・見て見ぬふり・嘗める」はご法度という事でもあるのでしょう。「そのうち・いつか」は実際、いつになるのかは誰にも分からないわけですが(笑)、それでも「そのうち・いつか」がやってきたのは2008年、今年は来ないという話も否定は出来ませんが・・・どうなりますか。

　実際、今回の上げ過程でもそうでしたが、とどのつまりは「チャートの奴隷」というヤツで、チャート(相場)がそう仰るならとの時の「切り替え」は素早くという前提の下、今暫く「強気堅持」ですか(笑)。

Outlook・・・v波中iii波、その3波進行中と考える。
注目日・・・4月26日、5月4日、5日、8日、15日

　225先物、仮想v波中iii波、その3波進行中、あるいは完了を占う局面と考えます。

　★28,730円高値現在、目先は680円が最初の重要なサポート価格。守る限り、770円～780円～800円、あるいはその上のレジスタンスを試す上昇継続を担保すると考えます。
　※ただしこのケース、4波による限られた調整ステージはいつ生じてもおかしくないと考えます、留意を。

　★その反面でこのまま28,680円割れでは、660円～650円～630円まで反転～上昇を期待し得る強いサポート。それでもこの下限割れは600円～590円、580円～560円トライを暗示。ココは守ればヨシ、ブレイクダウンは4波スタートを暗示する最初のサインと考えます。

　★ワタクシ個人的には・・・ココから前提では28,630円ロスにて650円、買えたら買うよに一票ですか(笑)。

(長浜-株式寅さん)