【読書メモ】Harvard Business Review 2023.7
僕がよく行く図書館にはHBR(ハーバードビジネスレビュー)があるので、毎月タダで読んでいます笑
2023年7月号ではAI周りの記事が多く掲載されており、大変読み応えがありました。
簡単にまとめると。
AIの急速な発展は、ビジネスの規模や業界を問わず、組織全体でその影響を感じています。AIが人間の創造性を補完する方法や、スマートな企業がAIをどのように統合しているかについての有益な洞察が紹介されています。
生成AIと人間の創造性の補完
AIは、単なる自動化ツールを超えて、人間の創造性を補完するための有力な手段となりつつあります。生成AIは、人間の創造性を触発し、新たなアイデアを生み出すためのツールとしてますます重要になっています。これは、デザイン、作曲、文学など、さまざまな分野で有用です。
スマートな企業とAIの統合
AIは、組織の運営と戦略に不可欠な要素となりつつあります。しかし、その統合には、注意深い計画と戦略が必要です。スマートな企業は、AIの統合による効果を最大化するために、AIを企業全体のエコシステムに組み込み、さまざまな業務プロセスと組み合わせています。
組織がAIをどのように活用し、それがどのように人間の創造性を補完するかを理解することで、ビジネスリーダーは新しいテクノロジーを最大限に活用し、組織の持続可能な成長を促進することができます。
個人的にはAIはインフラであると思う
AIは非常に強力なツールですが、それはあくまでツールであり、それ自体が解決策ではありません。AIは計算やパターン認識、大量のデータの処理など、特定のタスクにおいて人間を補完することができます。しかし、戦略的思考、創造性、対人スキルなど、人間独自の能力を置き換えることはできません。
AIは効率的なインフラとして機能しますが、その有効性と効果は、それをどのように使用するか、どのように組み合わせるか、そしてそれを戦略的にどのように統合するかに大きく依存します。人間とAIがうまく共存し、お互いの強みを活かすことで、真のイノベーションと持続可能な成長が達成可能になります。
AIの導入と活用を考える際には、これらの要点を忘れずに、人間の能力とAIの能力をバランス良く組み合わせることが重要です。