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起立性調節障害とか 占いとか コロナとか

こんにちは。カブトムシの母です。

今日のタイトルは、推しのジェーン・スーさんの『生きるとか死ぬとか父親とか』に寄せてみました😉

先週、1年以上ぶりに年上の友人と会いました。

子どもの習い事で知り合った彼女とは、習い事をやめてからも交流が続き、1~2年に一度会うだけですが、波長が合う不思議な関係です。

その友人に、息子は元気かと聞かれ、実は、今起立性調節障害で寝込んでばかりいる…という話をしました。

夏休み中は比較的元気だった息子も、2学期が始まると寝込むことが増え、過眠症も併発したのか、ひどい時は食事とトイレ以外、20時間以上寝床で過ごしています。
(週末は比較的元気なので、メンタルの問題が大のようですが)

どんなに声をかけても起きられない息子を毎日見ているのは、正直しんどいです。

心配してくれた友人は、自分のかかりつけの占い師さんを紹介してくれました。

なんでも、昔は占いなど全く信じていなかった彼女。
しかし、その占い師さんに、ズバズバ当てられて以来、信じるようになり、毎年のように家族全員のことを見てもらっているとのこと。

そんなに当たる占い師さんなら!
私も占いは嫌いではないので、見てもらうことにしました。

遠方に住む方なので、電話占い。
友人が仲介してくれ、日にちと時間が決まりました。

事前に生年月日と写真を友人経由で送り、時間になったら電話をかけるという方法でした。

私より若い方ということでしたが、電話に出た声は低く、淡々した感じで、少し緊張しました。

基本的に聞いたことにしか答えないスタンスということで、まずは、子どもの状況について話しました。

すると、「コロナワクチンを打った、あるいは、コロナにかかったのはいつですか?」

と聞かれました。

え?
コロナ??

なぜ?

といぶかしく思いながらも、小6の冬に罹患したことを告げました。

すると、「コロナの後遺症ですね。」

と一言。

え?
起立性調節障害になったのは中1の夏休み明けなのに?

「後遺症は時間がたってから出ることもありますから。
特に男の人に多いです。」

とのこと。

これまで、コロナとの関係は全く考えたことがなかったので、驚きました。

にわかには信じがたい言葉。
半信半疑で聞いていました。

ところが!

先日、noteでたまたま目にしたカオラさんの記事のタイトルが

「新型コロナ後遺症と起立性調節障害の関係」

で、タイムリーすぎて驚きました。

なんでも、コロナの後遺症で自律神経に不具合が起き、起立性調節障害(複数種類があるうち体位性頻脈症候群=うちの息子の症状)のような症状を訴えるケースがあるというのです。

その研究は国際学術誌にも掲載され、信頼性のある情報だそう。

占い師さんの言葉にはエビデンスがありませんが、研究者が言っていることなら真実なのかも。

友人の言っていた通り、この占い師さん、すごい⁉

ただ、「コロナの後遺症」というのが当たっていたとしても、特効薬があるとか、今までの治療法が変わるというわけではないので、現状は変わらず…。

他に、びっくりしたのは、「首の骨を整えれば快方に向かう」と言われたこと。

息子は今、起立性調節障害にもいいという整骨院に通っているのですが、そこで、かなり骨がゆがんでおり、特に首はひどいので、首の骨が整えば頭痛は治るだろうと言われていたのです。

それから、息子は感受性が強いので、意識せずに学校のいろいろなエネルギーを浴びて調子を崩しているというようなことを言われました。

これは、そうか?と疑問。

本人に伝えても、「え?それはないと思う」と言っていました。
何しろ、こちらがヒヤヒヤするくらい、空気が読めない子なので。
HSCの逆。
でも、「無意識的に」と言われると、そうなのかしら?という感じ。

で、一番、腑に落ちたのは、

「息子さんは生まれる前から、人とは違う人生を歩もうと決めてきた。だから、親は早い段階でそれを受け入れた方がよい」

という言葉。

昔から変わり者だった息子。

それを頭でわかっていても、なかなか受け入れられなかったので、これは私の課題。

そして結論として、「高校に行くころまでにはよくなるでしょう。」

うーん。

「20歳までかかります」と言われるよりはよかったけれど、起立性調節障害を患った子の多くは1~2年で寛解しているので、まあ、普通の回答。

正直、「これが、あと1年以上続くのか…」と暗い気持ちになりました。

それ以外も
「できていないことより、できていることを褒める」

「これからも声がけは続けた方がよい」

「動けるときには、動いたほうがいい」

「進路は本人に決めさせたほうがいい」

「生きづらい子」

「過干渉はだめ」

というのは、既に医者やいろいろな人に言われてきた言葉なので、「それは、わかってる!」という感じでした。

私が期待していたのは、
「〇〇すれば、治りますよ」

というような言葉だったので、ちょっとがっかりしました。

はぁ、近道はなかったか…。
現実は厳しいです。

結局、親にできるのは、子どものありのままを受け入れて、見守ることだけ。

わかっていても、それが、私にはなかなか難しいことなのだけれど。

子育てという名の修行はまだまだ続きます。

そんな私は黄色いものを身につけると、前向きになれると言われたので、なるべく生活の中に黄色を取り入れてみたいと思います。

今日も読んでいただき、ありがとうございました。




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