ルーマニア海外医学部について 【入学方法から大学リストまで】/東欧医学部
2023年10月25日編集
こんにちは、かぶ@kabtabiです。
現在EU医師となりましたが、ウクライナで戦争が起きるまではウクライナの医学部に通ってました。
https://note.com/kabutabi/n/n5189bcbe75bf
在学中に戦争になり特別編入ということでルーマニア医学部へ転校しました。実はこの時全員がすぐに転校できたわけではなくて、ほとんどの人が書類がない故に転校できなかったのです。私は戦争前からイタリアに転校したいなーと書類を集めていたので、偶然すぐに転校できました。運ってすごいなーと思った次第です。
イタリアはウクライナの戦争における非常時の編入にはあまり積極的ではなかったので、私にチャンスはなかったのですが、これから海外医学部へ行く方は検討してみると良いと思います
見慣れたけど、初めて見たときはカッコいい!と思いました…。
実はルーマニア医学部に編入が決まった当時、あまり嬉しくありませんでした。というのも、ルーマニアの首都ブカレストには訪問したことはあったのですが、正直あまり良い体験ではなかったのです。
もちろん旅行した当時の天気のせいもありますが、ホームレスが異常に多く、ソ連風のやたら大きい道路、大きい建物ばかり…灰色の空で雰囲気が暗く、好きにはなれませんでした。なので、行くまでに期待は全然ありませんでした。
ただ、全然知らなかったのですがトランスシルバニアという地方は首都ブカレストとは全然違って、ハンガリーの領地だったこともありハンガリー語を話す人が多く、ルーマニアというよりはハンガリーの雰囲気もある場所でした(ルーマニアのカオスさは少なくなります)
私がいた場所は、首都ブカレストより約350km、車で6時間離れた場所で、非常に森の多い落ち着いた場所だったのです。シルバニアとは森という意味だそうです。
大学構内も緑でいっぱいでした
また、同僚にはドイツ人が非常に多くその影響か学校の方針や運営も
ドイツの影響を受けていました。先生や事務局が何か決めてもおかしいと思ったら学生代表が直訴して方針を変えたり、投票をしたり…などルーマニアの大学というよりは、ドイツのように学生と大学が対等の印象を受けました。
猫もたくさんいました
結果的にドイツへの交換留学もできますし、同僚はドイツ人なのでドイツ語を練習する事もでき、入学や進級はドイツの大学よりも比較的簡単なので
結構日本人にお勧めなのでは?と思ったのでまとめます。
さて、私自信は編入の為、一般入試を受けていませんが
現在の入学方法もリサーチしたので、それらもまとめて紹介したいと思います。
入学方法について
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