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【AI株投資/相場観】アップデートします




米国の調査会社Gartner(ガートナー)は2024年8月21日「先進技術におけるハイプ・サイクル2024年版」を発表した。


「生成AI」はいよいよ“幻滅期”に突入⁉


「生成AI」は過度の期待のピーク期”と“幻滅期”の境界線だと位置付けられており、現在の大きな期待値に対し、今後はネガティブな要素などに目が向くようになることが予測されている。☟






これまで米大手ハイテク企業やNVDAを筆頭とする半導体セクターはこれでもかというくらい順調に株価を上げてきたし、ここまでの相場を牽引してきたことに疑いの余地はありません。


そして昨年来ボクが執筆してきたnote『新時代』AI投資シリーズは大きく外すことなく概ねシナリオ通りに暴騰を演じてくれたので、ご購読リピーターのみなさんとの信頼関係があってこではありますが、多くの方が巨額の利益を享受できたことと思います。


【過去記事】振り返り







その上昇を牽引していたのは、いうまでもなく生成AIへの熱狂です!



ーしかし



AIは文明を完全に変えてしまうほどのパラダイムシフトに満ちた技術であることに変わりはないが、ここが急激に懐疑的になって市場が動揺するようになってきているのも間違いない。



とくに半導体セクターの動揺が隠し切れないw



ではその原因を挙げてみよう。



⑴バイデン大統領が中国への輸出に対して、より厳しい貿易規制(FDPR)の導入を検討すると発表し、これが実施されると当然だが中国に半導体や半導体製造装置を売っている主力の日米企業の売上が落ちる。


⑵トランプ氏は「台湾がアメリカの半導体ビジネスを奪った」と発言し、台湾中心の現在の半導体ビジネスのありかたに強烈な異議をブッ込んできた。また誰もが知っていることだが、最先端の半導体の90%は台湾企業のTSMCが生産している一方で、米国大手半導体企業やメガテックの大半はファブレスでありTSMCを失う=米覇権の失墜は確定であることくらいはトランプ氏も当然分かった上でのパフォーマンスとも言える。


ーとは云え

トランプ氏はこれに強烈な不満を抱き、アメリカがナンバーワンになるべきだと考えているため、トランプが政権を取ったら現在の半導体のエコシステムがどうなるのかわからなくなるかも・・・。


そういう不透明性を投資家は最も嫌う


さらに、インフレ圧力の減退の兆候が見られることからFRBは、遂に9月から利下げに転じることはほぼ確となった。



利下げ局面(景気後退)に入ると、食品・資源・インフラ・エネルギーなどのオールドエコノミーの株が買われるようになる。


金利低下でビジネスが伸びやすいし、これらの企業は総じて高配当だから買いやすくなるわけであります。



直近の軟調はこういうのがすべて重なったため、メガテックや半導体中心の相場環境が急激に崩れる状況になっていったのも大きな要因と考えます。


もっと具体的にいうと、7月15日からNASDAQが下落して、米国高配当株ETF【VYM】が上昇したのが見て取れる。ここで資金の流れが変わった。


つまり、セクターローテーションがはじまったかもしれない

高配当株がNasdaqとゴールデンクロスw


またハイレバチャラ男代表格のSOXLなんかは絶望的な下落をしているが、短期トレードでブッコ抜くためのETFをガチホだと言ってキャンキャン騒いでるユーチューバーとか株クラ民を散見すると痛々しくて仕方がなかったわけであります。




少なくともボクのフォロワーさんには居ないと信じております。


まあ、このような環境下なので最近では質問も多くなって参りました。


では、今後の『AI株投資』をどう考えたらいいのか? 



今夜は、久しぶりにAI株投資に対するボクのスタンス(シナリオ)をみなさんに共有しようと思います。


そしてナント!

note社から『タイムセール』機能が新たにリリースされたので今回はそのタイミングではないのですが、せっかくなので利用してみたいと思います。


どういう表記になるのか分かりませんが、定価5,000円のところ24h以内にご購読いただいた方限定!!


特価3,980円



興味のある方は、ぜひご購読してみてください。



2024.9.9  アップデート

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