ロールオーバー：ロールオーバー｜株式投資

日本における株式投資や投資信託において、配当金譲渡益などの運用益を非課税で受け取れる制度のことをNISAと呼んでいます。

その期間は5年間であり、限度額が120万円で運用することが可能となっています。5年間の期間が終了すると、その後の対応を選択する必要がありますが、その選択肢には翌年の非課税枠に移す、口座に移す、売却するの三つが挙げられます。

この時に翌年の枠に移す選択のことをロールオーバー：ロールオーバーと呼んでいます。ロールオーバーを選択すると、そこから再び5年間は資金の非課税で運用することが可能となります。

とはいえロールオーバーができる条件は二つあり、同一の金融機関におけるNISA口座内で行うこと、そして期限までに手続きを行うことです。

ロールオーバーを行うことには二つのメリットがありますが、投資で得た利益を非課税で運用できること、最大10年間非課税で運用できることです。

投資で得た利益を新たな投資にまわすことにより、運用できる額を増やすことが可能となります。

これは利益に対する税金を最小限にできる効率の良い運用方法の一つと言えるでしょう。