ロックアップ：ロックアップ｜株式投資

株式投資を行う上で押さえておきたい用語は数多くありますが、ロックアップ：ロックアップもその中のひとつです。ロックアップとは、会社が上場した際に創業者・大株主・ベンチャーキャピタルなどと主幹事証券会社との間で、その株式が公開された後に一定期間もしくは一定の株価になるまで株式を売却しないという契約を結ぶ制度のことを指します。

上場後間もなく創業者や大株主などが保有している株式を大量に売却すると、株価が大幅に下落します。これにより、上場時に投資を行った一般投資家が大きな損失を抱える恐れがあるとともに、株式の需給が悪化する可能性がありますが、これらを防ぐために設けられている制度がロックアップです。

また、ロックアップの有無や条件などは上場前に公表される有価証券届出書に掲載されています。有価証券届出書は、金融庁が公開しているEDINET（金融商品取引法に基づく有価証券報告書等の開示書類に関する電子開示システム）で検索することが可能です。