日経平均 夜間
日経平均は指数として金融商品になっているので、指数自体に投資をすることが可能です。
投資信託や先物で売買ができ、通常の株式取引と違って東京証券取引所が閉まっている時間帯でも証券会社を通して取引が可能です。
取引できる時間帯が長いので、株よりも取引きチャンスが豊富にあります。
日本の市場は海外からの影響も強く受けています。特にニューヨークでの株価の動きと連動することが多く、夜間はアメリカで経済指数や企業の決算の発表が行われるため、翌日の日本の株価を占う上でも海外市場の動向を見ることは大切です。
株式も夜間取引をすることは可能ですが、流動性が低く売買が成立しないことも多いので、規模の大きい指数に投資をすることで翌日の値動きのリスクを緩和することができるでしょう。
ニューヨークダウが下落すれば翌日の日経平均も下がりやすくなり、反対に上がれば日経平均も上がりやすくなります。
日本の市場に大きな影響を与えるのは、米国での雇用統計や金融政策の発表があります。
金融政策の変更は景気も左右し、金利が上がれば企業の業績が悪化したり、日米の金利差によって円安になる傾向にあります。
為替は日本の輸出企業にも影響が大きいので、発表が予定されている日の値動きには注意をするとよいでしょう。