23.02.07(火)5日ぶり反落
【取引開始前の見通し】
今日の日経平均株価は、底堅い展開が想定されている。
前日の米国市場では雇用統計後の金利上昇傾向が続いて株価は下落したが、ドル高/円安となったことが日本株を支援しそうだ。
日銀の政策修正に対する過度な警戒感が緩和する地合いが継続するとみられている。
先週末に堅調な1月の雇用統計などが発表された後の金利上昇が続き、相場の重しとなった。
市場関係者は、米連邦準備理事会のトーンに変化が見られるかどうか見極めようと、パウエル議長が7日に予定するインタビューなど週内の当局者発言に注目している。
今日は、国内で12月毎月勤労統計などが発表される。
米国ではFRBのパウエル議長の発言機会があるほか、バイデン大統領の一般教書演説や12月貿易収支の発表がある。
【日経225 5分足チャート】
始値27,744
高値27,814
安値27,662
終値27,685
【1日の流れ】
日経平均は、前営業日比8円安と、5日ぶりに反落して取引を終えた。
前日に1カ月半ぶりの高値をつけたこともあり、利益確定売りや戻り待ちの売りが広がった。
為替が円安基調であったことは、日経平均を一定程度下支えした。
相場全体の方向感は乏しかった一方、個別材料を手掛かりにした売り買いもみられた。
前日の米長期金利や日本の長期金利が上昇したことから、銀行株は堅調に推移した。
「日銀による追加修正への思惑から買われているのだろう」との見方も聞かれた。
東証33業種では、値上がりは銀行業やその他金融業、繊維業など18業種で、値下がりは鉄鋼、不動産業、非鉄金属など15業種だった。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが901銘柄(49%)、値下がりは827銘柄(45%)、変わらずは108銘柄(5%)だった。
【今日の取引】
#セルシード
7776
#ピーシーデポ
7618
#ミナトホールディングス
6862
#キャンバス
4575
#スシロー
3563
#ジェイテック
2479
#DNAチップ
2397
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