人生の成功者から、その方法を真似してみたら上手くいった その1
いつもお世話になっております。
ビジネスロックバンド株主総会 青井 薫生です。
ビジネスとアートの融合をコンセプトに、美しくアートなビジネスについて語っている、この記事ですが、今回で第5回目となりました。
前回から引き続き、今回もお金の話をしようと思います。
前回までは基礎的な事を記事にしました。
まだ読んでない方は、是非先にお読みください。
バックナンバー
・第一回 美しいビジネスを
・第二回 お金と感情の関連について
・第三回 いくら働いても貯金が増えない理由
・第四回 お金持ちになる為には●●すれば良い
さて、今回からは、私が大金持ちのお客様の生活を垣間見た時に参考になった事例を、少し短編集的に紹介していこうと思います。
読んでいる皆様に少しでも参考になることがあれば幸いです。
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お店に入る時の服装について
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あるお客様から聞いたことがあります。
お金持ちのお客様でした。
「自分は高級車を買いに行く時、特に初めての店では、敢えてサンダルを履いて、ボロい格好で営業車の様な車で見に行くんだ。
理由は、そこの営業スタッフが格好で判断するかどうかを見極める為だよ。」
ナルホドと思いました。
たしかに、私もそうですが、高級車を販売していると来られるお客様の身なりや立ち居振る舞いは結構チェックします。
「買えるお客様かどうか?」は非常に重要な判断です。
高級車の販売店には、やはり憧れの車を見たいだけで来店される方も多いです。
実は高級車のディーラーって、忙しいことが多いです。
国産車に比べると売れている台数自体は少ないのですが、その分、販売店数も圧倒的に少ないのと、販売店数が少ないが為に販売エリアが広いのです。
朝一番で出社して、会議に参加して、昼前から一時間で翌日の商談資料を作成し、昼から片道4時間かけてお客様のところへ商談に行き、また4時間かけて帰る。
その後、夜中ですが、体力の続く範囲で翌日の商談資料の続きを作り、残りは翌日に回す。
なんていうことは結構よくあります。
そんな中、新規で来られたお客様の対応を、資料作成の時間を割いて対応する事になると、その分夜仕事が終わる時間が遅くなる訳です。
全く買えない方の場合は、正直対応したく無い気持ちは痛いほどわかります。
ただ、実は上記のコメントを言われたお客様の直前に、私は似たような、ボロい格好で、ボロい軽自動車で来られたお客様を対応した事がありました。
なぜか、しっかり丁寧に対応した結果、その方が実はそれなりにお金持ちで、結果ご購入頂いたことがありました。
その記憶がある時だったので、上記コメントには非常に説得力があるように感じられました。
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その数年後です。
ひょんな事から、私は当時会社でトップカスタマーの方を対応する事になりました。
完全に超大金持ちの方です。
その方は、いつも身なりがしっかりしていて、同じ男性として本当に憧れの方でした。
服装とかも、接客中に雰囲気を覚えていて、似たようなコーディネートを真似したりしてました。
身体も鍛えていて、明らかに佇まいにオーラが溢れてました。
ある日、いつもお洒落な私服で来られるその方が、スーツ姿で来られました。
まあ、スーツも様になっていて、思わず「どこのスーツですか?」と聞いてしまいました。
(もちろん、おいそれと買えないブランドでした。。。)
そうすると、その方が言われた事は、、、
「ごめん、今日は仕事の会議が終わるのが遅くなったので遅刻しそうだから、仕事着のまま来てしまった」
という事でした。
私は、言っていることの意味が全く分かりませんでした。
よくよく聞いてみると、
「高級車のディーラーには、その場の空気がある。自分はその場の空気に合うように、いつも服装を考えてから行っていた。でないと、その場にいる人達、販売店のスタッフや、他のお客さん達に対して失礼でしょう?」
私は、最初に記載した、ボロい服装でこちらの対応を試している新規の方を見抜く事に、ちょっと得意になっていたので、衝撃を受けました。
その事を伝えてみると、、、
「自分は逆にそんな事はしない。
だって、スタッフの人に失礼でしょう?初対面でいきなり相手を試すというような失礼な事はとても出来ない。
こちらが、しっかりと最初に電話で訪れる旨と、気になる商品を告げておき、場にあった格好で来店すれば、スタッフの人も相手を見極めるという、要らない手間が一つ省けるでしょう?
そして、こちらも値踏みされている事に対して、自分が何者なのかを説明する手間も幾分か省けて、お互いに得でしょう?
それよりも何よりも、やはりスタッフの人達はしっかりとしたスーツで対応してくれて、店構えもしっかりと綺麗にしてくれているのに、自分がボロい格好で来店したら、本当に申し訳ない。
だから、今日、場の空気に合わない、ビジネススーツで来てしまった事を申し訳なく思う。」
何というか、とても衝撃的でした。
冒頭で紹介した方とは比較にならないくらいお金持ちの方が、こんなにも自分達のことを考えてくれているとは思いませんでした。
ちなみに、その事も伝えました。
すると、回答は以下の通りでした。
「いや、だってこんなにも素晴らしい商品を【買わせてもらって】いて、
わからない事も【教えてもらって】いて、
忙しい中【対応してもらって】いるのに、当たり前じゃないか?」
ちなみに、本当に、最高級のビップ扱いをする対象のトップカスタマーでした。
そんな方が、オムツも取れたばかりのような、ヒヨッコの私ごときに、そのような気遣いをしている事に、あまりにも衝撃的で、少し禿げそうになりました(笑)
ちなみに今は本当に髪が薄くなってきました。。。
ちなみにちなみに、その方は今でも髪の毛はフサフサしてます(笑)
まあ、髪の毛の話は、遺伝もあるので良いとして、、、
この、トッブマカスタマーの方は、本当に買い物をするときの、周りの方への配慮が凄いです。
この方の行っている美容院まで聞き出して、私もそこで髪の毛を切ってます。
その美容院でも、尊敬と羨望の眼差しの人です。
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良い感情を乗せてお金を払う
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さて、まとめに入ります。
で紹介した通り、お金を支払う時には、良い感情を乗せて支払うと、倍増されて帰ってきます。
つまり、【お金】という目に見える価値と共に、【気遣い】という目に見えない価値を、
輸入車販売ディーラーという窓口を通して、経済と感情の渦に出力した訳です。
結果として、本人には、より大きな幸せと、より多くのお金が回り回って帰ってくる仕組みです。
この方はもちろん、お金にはとてもゆとりをもっていらっしゃいます。
しかし、お金だけではなく、色々な方向から信頼と尊敬を受けている方です。
その、信頼と尊敬から、お金には変えられない豊かさも受けていると思いますし、それを周りの人に対して分け与えれる心も持っていると思います。
私のお金に対する考え方の基準となった人です。
私は、この方から直ぐに、買い物をするときの心構えを真似しました。
今までは、コンビニ程度でしたら、平気で寝巻きのまま買い物に行っていたのに、しっかりとした服装に替えることにしました。
また、コンビニ店員の方に不愉快な思いをさせないよう、そして、良い気分になって頂けるように工夫をしました。
もちろん、ブランドショップにブランド品を買いに行ったりする時には、ちゃんと電話でアポを取り、要件も伝えてから行くようにしました。
また、県外にアポを取って買い物に行く時には、ちゃんと手土産を持って行くようにしてみました。
そしたら、やはり対応が変わってきます。
とても、良い扱いを受けるだけでなく、少し良い情報も多くもらえるようになってきました。
また、とあるコンビニでは、アルバイト学生達に親しく接して頂いているある日、クジ引きがあり、アイスクリームが当たりました。
それを、そのまま学生にあげたら喜んでもらえました。
その後、レジが暇な時には、色々な学生事情の話をしてくれます。
私にとって、今の学生達の考え方はとても斬新で、参考になります。
その知識が、新入社員の対応時の悩んでいるポイントの参考になる事も多いです。
そして、バンド活動時にも、若いバンドマン達とのコミュニケーションにも役立ったりします。
これだけでも、本当にプライスレスな価値を感じられます。
さて、今回の記事は、下手な絵の挿絵もなかったですが、買い物をするときにちょっと気をつけるだけで随分と大きな価値を手に入れることが出来ることを紹介しました。
皆様の、今後お金を使う時に乗せる、良い感情の参考になれば幸いです。
以上です。
最後までご覧頂きありがとうございました!
そして、もしこの記事を気に入っていただき、良い感情を持って頂けましたら、その気持ちを乗せて、この記事をサポートして頂けましたら最高に嬉しいです。
あなたのサポートが良い気持ちとともに、経済、感情の渦に乗り、増幅されてあなたの元に戻ることを心から望んでおります。
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