【権利落ち】23/6/29(木) JTら他高配当銘柄、権利落ち日… 海外勢13週ぶり売り越し…
みなさん、こんにちは!
6月29日木曜日です。😃
今日は、主体別売買状況で海外勢売り越し、あとパウエル議長の利上げ示唆
そして、権利落ち日の日といろいろありました。
そのあたりをマーケット全体を含めてみていきますので、最後まよろしくお願いいたします。
◆日本のマーケット
🔸値がさの半導体関連株などが堅調!
日経平均は、3万3234円 +40円と小幅ながらも続伸!!
前日の米ハイテク株高を受けて、日本の値がさ株に買いが入りました!
🔸値上がり、値下がりTOP
銀行業 +1.2%と小幅はありますが、33業種の中で一番上げた業種です!!
アメリカの大手銀行がストレステストを通過されたのが好感されました!
そして月曜、火曜と好調だった海運が、売らています。。。
とくに川崎汽船は前回高値を一気にブレイクしたんですが、その後、続かずといった状況となりました。。
◆銀行業
🔸メガバンク2社上昇!
・三菱UFJ +3.14%
・三井住友 +1.25%
メガバンクのもう1社、みずほは、-0.09%と小幅に下げています
ただ、上昇トレンドは続いていて、こちらの2銘柄のように5日移動平均線の上で推移しています!
三菱UFJの株価は1066.5円!!
実はこれ、すごいんです。というのは、金融不安がおこる3月までは、何度も1000円超えをトライして上抜けなかった。。。
それをうわ抜いてきた!!!😃
なので、日経平均のように、高値更新している銘柄というのは、今は、小さい押し目で上昇していきます。
今後を見据えると、とくに、銀行セクターは、イールドカーブ修正、撤廃の思惑があるので、日銀が実施してくれば株価の上昇を後押しするので今後の動きが楽しみです!
◆日経平均チャート
🔸25日MAサポート!
日経平均のチャートです!
見事に25日移動平均線がサポートとして機能しました!
こういう上昇トレンドが続いているときは機能しやすいんでしょうね。😃
4月からの上昇で約2ケ月以上その上で推移していたので、見た目的にも押し目を狙う投資家が多いということですね
そして次は、5月の中旬横展開していた、33000円後半を上抜けるかがポイントです!
◆売買代金
🔸電気機器が4銘柄!
売買代金ですが。10位以内に電気機器が4銘柄入っています!
つまり、半導体関連です。
レーザーテックや、アドバンテスト、東京エレクトロンはもうここ最近常連なんですが、ソシオネクストがしばらく下げに転じていたので、押し目をつけて上昇してきています!
一時株価は28000円つけていましたが、下げて2万円を割り込む場面がありましたが反発!
これが押し目となるのかが注目です!
◆パウエル議長 利上げ示唆
🔸ECBフォーラム
昨日のビッグイベントとしては、ECBフォーラムといって、各中銀総裁の討論会があって、そこで、パウエル議長、7月と9月に「連続利上げの可能性を選択肢から外さない」と示唆しました!
これは、とくに目新しい内容ではなく、前回のFOMCでの内容と同じなので、市場としては、織り込み済の内容です
◆アメリカ市場
🔸大きな動きはなし。。。
このように、ナスダックは小幅に上昇。
ダウ、S&Pは小幅下げとなりました。
今まで、市場が年内利下げを見越していたので、それが前回のFOMCあたりから市場とFRBの思惑が徐々に一致してきている傾向にあると思います。ということで、ハイテク株の重しにならなければいいですけど、、、
とくにコアのCPIがまだ高どまっているので、そこが下げるかどうかですよね。
そこで、物価の先行指標である、「PPI」をみていけば今後の傾向が見えてくると思いますので、みていきましょう!
◆コアPPI
🔸コロナ前の水準に
こちら、PPIといって、生産者物価指数なんです!
これは、CPIの上流の物価指数です
CPIは個人の消費の価格ですが、これは生産者が出荷した製品や原材料などの販売価格です
ここがまだ、高止まっていれば、問題ありますが、直近が2.8%で、コロナ前が2%台なので、ほぼ同じぐらいの水準まで下がってきてます
なので、この流れが早くCPIのほうにも現れてくれればというとこではないでしょうか
◆主体別売買状況
🔸海外投資家が13週ぶりの売り越し
木曜日ですので主体別売買状況は発表されていて、海外投資家が13週ぶりの売り越しとなり、反対に個人は買い越しということでいつもの逆のパターンになりました...
先物
・日経先物を1197億円買い越し
・TOPIX先物は610億円売り越
合算すると、3018億円の売り越しとなりました…
月末に向けての利益確定ということです。
🔸信託銀行
そして気になるのが、信託銀行です
国内株式で利益が出た分を他の資産に振り分けるリバランスが行われていて、実はこれは今月の上旬から始まっていたんです。6月2日の週は7344億円と過去最高の額だったんです。。。
なので、その週からみれば、6/23の週は4074億と少ないです。なので、ある程度はバランスがとれてきたのかなと思います
6/23の週は日経平均が調整をしていたときなので、この海外投資家、信託銀行の売りが調整要因になったと思われます
ただ、今週は日経平均、押し目をつけてあげているので、はたして、海外投資家が、再度、利確のあと、買いに転じてきているかが来週の発表が楽しみですね!😃
では、今日は、6月の権利落ち日です!その高配当銘柄のチャートをみていきましょう!
◆JT
🔸権利落ち日
JTは、3104円 -3.66%と予想はでてきていましたが、出来高を伴って下げました。
しかも出来高が昨日から多かったですね。駆け込み需要があったわけですね。
はたして、これが押し目という絶好のチャンスになるかですね!!
◆6月末配当権利落ち日
🔸配当権利落ちで手仕舞い売りが優勢
高配当利回りとして人気のあるJT、株価が下がったことによって、利回りは6%台となりました。😃
そして、6月末配当金は94円であります!
もう1つのYoutube チャンネルで、24日の日に、以下のJTの動画もUPしていました!!
もし、まだ見られていない方は、よければご視聴ください。
そして、今週末、深堀した権利落ちを受けての動画もUPする予定でいます!!
そして、6月末の高配当は、JTだけでなく、ほかにも4銘柄あるのでそれらのチャートをみていきましょう!
◆東洋インキ、日本カーボン
🔸利回り4%以上
東洋インキ、日本カーボンのこの2銘柄です!
JTより少し利回りは落ちますが、4%台だと高配当であります!
2銘柄とも上昇してきた中での下げなので、押し目となるのかが注目です。
とくに東洋インキはPBR 0.51倍と割安です
◆AGC、アルペン
🔸7月以降の動き注目
AGC、アルペンの2銘柄です
AGCは利回り4.07%
アルペンは利回り2.55%
と、そこまで高配当ということではないですが、権利落ち日とのことで下げています。JTも含め、5名柄に共通しているのは、3%以上は下げているということですね。。
そして、話は戻りまして、両者ともPBRは1倍を割り込んでいて割安です。
アルペンは直近の高値を切り下げているので、チャート的にはすこし不安もよぎりますが、23年に入ってからは、1800円台から2100円台で推移しているので、どちらかというとボックス相場に近い状態ですね
いずれにせよ、今は5名柄安くなっているので、買われていくのか動きも今後の参考にみていきたいとおもいます!
◆経済指標
🔸PCEデフレーター
コア
前回 4.7%
予想 4.7%
とのことで、予想より上振れば追加利上げを後押しするデータとなります。
とはいってもマーケットはそれを織り込んでるんですが、ドル円が145円を突破してくると為替介入があるかざわついてきますよね。
22年のときは、最初の介入があったときは、押し目をつけて、再び円安に向かったので今回もし介入があればどうなるかですよね。
とりあえずは、先行指標のPPIは下げているので、早く、CPI、PCEデフレーターにも反映されて経済的にも早く物価高がおさまって、利上げ懸念から脱出したいですね!
では、本日も最後までご覧くださりありがとうございました!
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◆本日の動画
よければ動画でもみれますので、音声付ということであればご視聴よろしくお願いいたします!