【三菱重工業/JFE】23/2/7(火)日本の決算2銘柄 ドル円のトレンド転換!?失業率の歴史的な水準
今日のテーマ
・ドル円のトレンド
・失業率の歴史的な水準
・日本の決算2銘柄 三菱重工業、JFEを みていきます!!
ドル円のトレンド
ここ最近、ドル円のトレンドが円高方向でありましたが
FOMC,雇用統計、日銀の総裁の件などで
それが変わりつつある傾向にあります
その経緯をみていきます
10/21に150円台をつけてから、為替介入や、アメリカのインフレ鈍化に伴ってアメリカの金利も落ち着いてきていました
11月あたりからこのレンジで推移、約4か月もこの中で動いていたので
結構長いです。
そして、今回この上限のチャネルを6日月曜日に突破した理由は2つあります
昨日もふれたんですが
1つ目は、3日金曜日の雇用統計の結果が労働市場が好調だったこと
次期総裁 雨宮氏?
2つ目は 6日に日銀次期総裁が雨宮氏に打診という報道がされたことです
雨宮氏は現行の金融緩和を引き継ぐとみられています
いわゆる候補者の中では、ハト派的です
そのため、ドルが買われ円安へ動き、
しばらく続いていたこのトレンドをうわ抜いたわけです
2月2日の出来高
2月2日
この出来高がこの期間の中で一番多いです!
FOMCの政策金利の発表があったときです
価格的には、動いていないので、拮抗した状態でした
このあたりから、ドルを買う動きが再び、でてきたのがこの
出来高から推測できます
通貨強弱
こちら2月6日の通貨の強弱チャートです
下の水色のラインが「円」
上のオレンジ色が「ドル」です
こうしてみると、日本の金融緩和維持がまた続くとのことで
「円」が一番弱く、ドルが高い日となりました
ということで
まだ雨宮氏に確定したわけではないですが、
日銀の総裁が次誰になるかがトレンド転換のタイミングかなとおもっています
労働市場
米雇用者数51.7万人増加と大幅な上振れなんですが、
失業率3.4%と53年ぶり低水準だったんです
要因は
レジャーやサービス業、ヘルスケア関連で雇用の伸びが見られたほか、
ストライキから復帰した州政府や大学職員らの数が反映されたためです。
労働参加率は62.4%に上昇。25歳から54歳までの労働参加率も上昇した。
このチャートの期間は1970年間からのMAXなので
ちょうど、この左端あたりになります
コロナ一時は失業は急騰しましたが、金融緩和の影響で
持ち直すのも早かったですね、これを見ると。。
リセションはない
それを受けて
イエレン米財務長官、「50万の雇用があるときにリセッションはない」とのべています
「インフレ率は著しく低下し、景気は強さを維持するという軌道を想定している」というシナリオのようです
たしかに雇用がここまで堅調であれば、
景気後退はなかなか考えにくいです
あとは、物価が予定どおりさがっていけば、インシナリオだと思います!
日本のマーケット
日経平均は-0.03%の小幅安
売買ランキングは
赤枠が銀行業、3大メガバンクがランクインしています
そして、海運も入っています。再び円安トレンドになりつるありそうなのと
川崎汽船の200円の増額の影響もあって好感され、配当を据え置いた
郵船も買われています
そして、JFEがらみですこしのちほどみていきますが、
日本製鉄もランクしていますが、下落してします。
値上がり率をみていきます
なんと銀行業が値上がり率TOP1です!
昨日は、対象的に、値下がり率のTOP1だったんです。。
上昇基調にある中での下落でしたので、その戻しももちろんありますが
今日の上昇はアメリカの金利が影響しています
すこし、その件にもふれてみたいとおもいます
米国債10年利回り
こちら、米国債10年利回りのチャートです
6日は3.6%台となり、ふたたびアメリカの長期金利が上昇してきていることが銀行株の追い風になっています!
この金利の上昇は、経済指標でいうと
雇用統計やISM非製造業指数が堅調だったことから、まだまだ利上げしないとの思惑で利上げ停止観測が後退し、金利が上昇した
テクニカルでみると、
3.4%台が支えになっていて、つまり意識されているポイント
それはここに200日移動平均線があるからではないでしょうか。
今は、ちょうどインフレが落ち着いてきたってことで、
金利は下げてますが、インフレがしぶとさをみせると
この3.4%台が今度意識される展開が続くとみています
では決算銘柄をみていきましょう!
三菱重工業
今日7日の午後1時30分に決算を発表しました
ご覧のように、三菱重が後場に売られる、10~12月期の大幅最終減益を嫌気されたとのことです。。。
内容は、
円安や価格適正化の取り組みも奏功した半面、欧州拠点の構造改革や海外工事案件などで一時費用の引き当てを実施し、利益の押し下げ要因となった。
菱重は子会社の三菱航空機によるリージョナルジェット機
「三菱スペースジェット(MSJ)」の開発活動を中止することとしたと発表しました…
スペースジェット
これは2008年に開発を始め、2015年に初飛行を果たしています
しかし、2020年設計変更やコロナ禍の影響を受けて、事業を凍結していました
開発活動を中止になったのは
巨額の資金が必要なことから、「事業性を見いだせなかった」というのが要因のようです
三菱重工業 チャート
2/7 4940円 -2.27%
このローソク足からもわかるように寄り付きは期待されたいたのが
高くはじまって午前中は横ばいでした
しかし、決算発表を受けて一気に下落しました
ただ3日の安値を割り込みましたが、終値ベースでももどしてきているんですね
長期のトレンド200日はまだ上を向いていますので、ここからの巻き返しに期待したいですね!
JFE
6日に第三四半期の決算
JFE---大幅反落、業績下方修正で配当計画も想定下振れしました
その要因は
国内建材需要減少による鉄鋼の減産が主因
未定としていた年間配当金は80円としており、業績とともに市場コンセンサスを下振れへ。
これによって、日本製鉄なども連想感で売りが優勢になったとのことです。
配当利回りは今日下落したので、5%台になったんですね、PERも6倍台とのことで割安さはあると思います
JFEチャート
今日の終値は、2/7 1556円 -8.47%です
23年からコツコツ上昇してきたこの上げがわずか1日で一気に吹き飛んでしまった状態になりました・・・
とくにこの上昇しているときは、
中国の経済再開で、鉄鋼需要の増加に対する期待と、
割安感が強い鉄鋼株に対する見直しが入って日本製鉄などとともに買われていました
日本製鉄チャート
日本製鉄のチャートです
終値2670円 -2.2%とつれ安となりました・・・
JFEと同じように、23年から上昇していました。
日本製鉄はJFEほど下げてませんが、決算が2月9日に控えているので
JFEの決算を受けてすこし不安な感じもしますね
日本製鉄は、世界的に鉄鋼需要は低迷している中、製品を適正な価格で販売したことによって収益を確保。
なかでもトヨタに対して、1トンあたり、4万円引き上げたとのことでした!
なので、9日の決算どうなるかが楽しみですね。
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