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【海運株】海運株2日連続上昇! グロース株へ資金流入!

みなさん、こんにちは!
今日は6月27日火曜日です。😃

今日は海運が2日連続での上昇となりました!川崎汽船は一気に高値をブレイクしてきました!

そして、資金がグロースから今は、バリューに流れてきている傾向にあります。そのあたりをマーケット全体を含めてみていきますので、最後までよろしくお願いいたします!


◆日本のマーケット


🔸今年初の4日続落・・・

日経平均は32,538円、160円安で4日続けて下げる展開となりました。。
これの理由は、年金基金などのリバランスがあって、つねにポートフォリオを何%にするか決められています

国内株式は全体の25%で、最近の株価上昇によって、比率が増加したので、売却し、他の資産でマイナスになったもの例えば、債券とかなどを買って、比率を保つために月末に向けて売りが出やすい環境なので、いたしかたないわけです

つまり、上昇トレンドがつづくのであれば、絶好の押し目になり得るわけです!!

🔸値上がりTOP
そして、今日も、昨日に引き続いて、海運株が上昇しています!
+4.5%とのことで、あとでみていきますが、ついに川崎汽船が一気に高値をうわ抜いてきたんです!
今ちょうど、利上げ懸念で、グロースより、バリューが優位な状態なので、割安な海運に資金が入ってきたということです😃

◆TOPIX500Growth/Value



🔸Value優位
こちらはTOPIX500のGrowth銘柄をValue銘柄で割ったチャートです
つまり、上にいけばGrowthが買われ、下にいけばValueが買われていることを意味します

5月と6月で大きく動きが違うことがわかります

5月は、半導体株筆頭に買われて、日経平均が3万円を突破したときであります!
そして、6月からは、徐々にバリューが買われてきて、先週末からバリューへ資金が流れてきました!

これは、先週パウエル議長の上院、下院での証言があり、追加利上げを改めて示唆したことから、早期利下げを見込んでいた市場との乖離が縮まったことを意味している動きかなと思います。。

つまり、早期の利下げはなく、まだ利上げフェーズがつづくとの見方から、グロースが売られバリューが優位になってきた動きです!!

◆日経平均チャート


🔸25日MAが支えか?

日経平均のチャートです。

なんとか下髭をだして、安値で買われて25日移動平均線が支えになっているような動きとなりました!

そして、実はこれが、今年初めての4日続落となったわけなんです。
なので4月の28000円から2か月少しで約5000円も上げたのでこれぐらいの調整がこないと逆に怖いぐらいなわけでして、みんなが一番期待しているシナリオが32000円前後で下げ止まって押し目をつけて再び上昇することだと思います😃

今週はあと3営業日なので、来週になると、あらたらな四半期の始まりなので、動きが変わることが予想されます

◆日銀にYCC早期修正論も浮上


🔸円安けん制発言に市場警戒

そして、昨日市場が為替介入や金融政策変更への警戒を強めているという記事がでました!

というのは、複数の政府高官が円安をけん制しイールドカーブ・コントロールの早期修正論が浮上したからなんです!!

それは、今の日本の国債10年利回りが0.3%台で推移しているのも関係しています。

◆日本国債10年利回り


🔸0.3%台で推移

こちら日本国債10年利回りで今は0.3%台で推移しています
22年12/20にサプライズで上限が0.25%だったのを0.5%に引き上げました

その瞬間、債券は売られ金利は0.5%まで跳ね上がりました

その後、しばらく債券のショート勢をしかけてくるファンドによって、0.5%に張り付いていて、日銀が買い入れて0.5%を超えないようにしていた攻防が続いていたわけです

しかし、今はそういう状態ではない
だったら、今がチャンスという見方から政府高官の間でも修正案が浮上しましたが、、、現実にはいたらずです。

とりあえずは、この件は、そろそろなんとかしないといけないので、いつかは修正、撤廃なりの日がやってくるわけです

そうなると銀行株にとっては追い風となります😃

ということで、昨日、今日と大幅に上昇した海運株をみていきましょう!

◆川崎汽船


🔸6/27 +11.49%

川崎汽船は3744円 +11.49%と大幅に上昇しました!!!
これは川崎汽船ホルダーにとってはよろこばしいことではないでしょうか
ずっと3500円が抵抗になっていて、日経平均が3万円を突破するまでのボックス相場に近い動きでした

◆高値更新

🔸一気に高値ブレイク

そして、このように22年6月の高値を更新してきました!

22年6月のときは、コンテナ運賃の市況も高く業績が良かったときですが、
今期減益見通しでもうわ抜いてきたのは、株主還元もありますが、それだけ日本株に資金が流れてきたということでもあると思います

◆低PBR株物色とバルチック指数の底入れ


🔸海運株が業種別値上がり率で断トツ

これは、さきほどのグロースとバリューを比較したチャートをみたとおりで、米国株市場ではハイテク系グロース(成長)株への売り圧力が強まり、
ナスダック総合株価指数の下げた。。。

東京市場でもグロース株に向かい風の強い地合いとなっている。。。

一方、これと入れ替わる形で低PBR銘柄などバリュー株を物色する動きが再燃😃

資金がローテーションしたことによる上昇ですね!!

あとは、ここのタイトルにも書いてあるとおりバルチック指数が底打ちしたことも材料視されています!!

◆バルチック、CCFIの指数


🔸CCFIはまだ軟調

左側がバルチック指数といって、ばら積み線の市況を表してます。
コロナ後は、サプライチェーンの混乱で、高騰しましたが、22年からは下げに転じようやく底打ちをしてきた状態!!

一方
右側、CCFI こちらはコンテン運賃の市況です。
業績にしめる割合はこちらのほうが断然大きいんですが、こちらも22年から下げて、1000ポイント割ってちょうどコロナ前の水準まで戻ってきたわけです

今は下げは鈍化しているので、横ばい傾向。。。

なので、これが、底打ちをしてくると、業績期待が高まるんですがなかなか上がってこないんですね。。。

◆商船三井、日本郵船


🔸3%以上の上昇

商船三井と日本郵船は川崎汽船と比べて、期末の権利確定後はWトップを形成して下げていましたが、23年年初の安値付近がサポートなり上昇に転じてきました!

ただ、3社ともに言えるのが、これだけの上昇をしながら出来高が細いんです・・・


👆川崎汽船は2日で約15%あげているのに、海運が好調だったころとくらべると単発的な資金の入り方んなんですね・・・

22年のときのように、ずっと資金が入っている状態ではないので、バリューへの資金がグロースへと切り替わる一時的な買い要因となっているかもしれないということも頭のかたすみに入れておいたほうがよさそうです

◆川崎汽船の信用データ


🔸1倍割れ
需給をみていくと、なぜ川崎汽船が上値をブレイクできたかがわかります

信用倍率が関係しています!

信用倍率
・川崎汽船 0.90倍
・商船三井 1.91倍
・日本郵船 2.57倍

2社より、高値圏にいたので、売りが多かったんです。
なので、今回の上昇で買戻しも後押しとなって上昇したということも
上昇の1つとおもわれます!

なので、今はバリューに流れが来ているので、これは利上げ懸念が払しょくされれば、ふたたびグロースのほうに資金が流れると思われるので、物価高、FRBの政策金利の引きあげがいつ終わるのかにも注目です!

◆欧州中銀がシンポジウム


🔸ECBフォーラム
欧州中央銀行(ECB)が主催する金融シンポジウム「ECBフォーラム」がポルトガルで開かれ、各国の中央銀行がインフレ抑制のために金融政策について議論する会議です!

28日には、植田総裁も発言するので、今は大規模な金融緩和を行っていますが今後の利上げに関する発言が注目されています!!!

  • 🔸28日(水)22:30(いそがしい・・・)

28日(水)22:30は植田総裁、パウエル議長、ラガルド総裁などの発言もあるのでこの時間帯は金利が大きく動きそうですね

とりあえず、グロースに調整がはいり、日経平均も一服状態。。。
そんな中、バリュー株は買われているので、それがいつまで続くか、あと、明日の各中央銀行の発言でどういった内容がでてくるのかというのが市場が関心していることではないでしょうか

では、本日も最後までご覧くださりありがとうございました!
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◆本日の動画


よければ動画でもみれますので、音声付ということであればご視聴よろしくお願いいたします!


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kabunotobira
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