【アベジャ】23/7/14(金) アベジャ IPO後、初決算! 最終益通期予想達成しているが、S安・・・
みなさん、こんにちは! 今日は7月14日金曜日です。😃
日経平均は小幅安、そして、アベジャがIPO後、初の決算ということで
注目があつまりました。
そのあたりマーケット全体を含めてみていきますので、ぜひ最後までよろしくお願いします!
◆日本のマーケット
🔸3指数小幅反落・・・
今日の日経平均は、3万2391円 28円安となりました。。
この下げの要因となったのが、
日銀が金融政策を修正するとの思惑から、円高が進み、海外勢から先物に断続的な売り、が出て弱含む展開となり3指数そろって小幅安となりました。
🔸寄与度上位
アドバンテストが5.7%の上昇で日経平均を79円押し上げてくれました。
前日のアメリカ市場で、SOXが4日続伸したことで、買いが入りました。
一方、下落に転じたのは、ファーストリテイリング・・・
◆ファーストリテイリング
🔸前日に第3四半期の決算を発表
このように大きな陰線となり、約2%のマイナスとなりました。。。
営業利益は市場予想を約100億円上回り、通期予想も上方修正しました。
前回に続いての修正なので、好感されてもいいのですが、まさかの下落となりました。。。
日中の動きとしては、日経平均と同じように、寄り付きは高く始まったんですが、同じような感じで下げることとなりました。ただ今日は、先物の売りが個別株に波及したのではないかということもあります。
なので、来週から、ひょっとしたら、見直し買いも入ってくる可能性もあるかもしれないので、その動向も引き続きみていきたいとおもいます。
🔸7&iHD
あと、7&iHDが約5%の下落と、前日の第1四半期の決算で、2ケタ減益とのことで失望から売られました。。
これから決算シーズンが始まるので、ファストリのように、良い決算でも下げなければいいんですが、そのときの全体相場の状態もあるんでしょうかね。。
◆日経平均
🔸Wトップはだまし???
日経平均のチャートです。
2日前にネックラインを割りこんだので、ダブルトップになってしまった。。と思ったのですが、
翌日回復😃し、今日は、28円安だったので一応はまだ、ネックラインの上を維持しています。
これが、サポートになってくれて、Wトップが、だまし、になってくれればというところではないでしょうか
◆日経平均チャート 分足
🔸朝は高く寄り付くも…
こちらが、日経平均の1分足です。
寄り付きは、高くはじまり、大きな陽線と上昇していて、昨日アメリカ市場が上昇していたこともあって、その流れを引き継ぎ約300円高く、調子いいなと思いきや、それもわずか2分間だけ。。
これ1分足なので、3本目からのローソク足では、陰線が続きで、結局9時30分頃まで売られてしまいました。。
その後、安くなったとこで買われ、プラスに転じる場面もありましたが、
来週月曜日、日本市場は休みということもあってか、
後場からは手じまいの売りで小幅に下げることとなりました。
◆ナスダック100
🔸リバランス報道後も上昇
ナスダック100にいたっては、構成比率に高い銘柄のリバランスが先日発表されていましたが、そんなのお構いなく金利低下を受けて上昇して、年初来高値を更新!
22年の年初、利上げ懸念で下落に転じ始めた、高値にあと、もう少しのところまで戻してきています!
ということで、利上げ懸念が和らぐと、ハイテク関連は買われてくる、その中で、AMAZON、GOOGLEはまだ出遅れているんで、そういった銘柄も値を上げていくとナスダック100もさらに上昇に勢いがますんではないでしょうか
では、今日の注目銘柄を見ていきましょう!
◆アベジャ
🔸決算受けてS安・・・
アベジャの株価は、5680円で決算を受けてS安となりました。。。
今までの経緯をみてみると、まず、6/13上場!
公開価格1550円ですが、この日は寄り付かず、
14日に初値4980円を付けてそこからは上昇!!!
こちらは、
デジタルトランスフォーメーションを手がけているということで注目を集めていました。
タイミング的には、ちょうどこのころ、日本の相場自体も上昇モードだったので、地合いの影響も多少あるのかなと思います。
今日は下げたのは、上場後、初めての決算を発表したことが材料視されました・・・
◆第三四半期決算
🔸営業黒字転換も…
第3四半期の決算なんですが、営業益は、3.78億ということで、前年は、0.69億の赤字だったんです。
ということは、約4.5億利益が増えたことになります。
決算の内容をみると決してS安まで売られる内容ではないと思うのですが、
ただ上場後、、売買代金をともなって買われてきたこともあって、今回の決算で、材料出尽くしで売られてたというみかたです。
あと、
経常利益は
今回 3.75億
通期 3.66億
最終益
今回 3.74億
通期 3.2億
とのことで、もう達成しているんです。
◆アベジャ 決算説明会資料
🔸進捗率
こちらが、決算説明会資料の内容です。
進捗率は
売上 76%
営業利益 97%
経常利益 103%
最終益 117%
とのことで3Qの時点で、通期業績予想をうわまわっているわけなんです。、
その理由が左側に記載あります。それを拡大します!!
◆通期業績予想を上回っている点について
とのことで、2つ目のが専門的で、
青色申告をされている人であればわかると思うのですが、
まず、欠損金とは、所得が赤字であるということです。
その欠損金を将来に繰り越して、黒字と相殺することが認められているんです。そういったことが影響しているみたいです。
とのことで、3Qは、企業向けDX推進支援が成長を牽引し 、デジタルトランスフォーメーションの高い成長率を維持したとのことですが、売られる形となり、すこし、ファストリと似ていますね。
会社の規模は違いますが、決算は良かったんですが、売られるということに関しては、今の日本株の調整局面、夏枯れ相場も少し関係していそうな感じですね。。
◆なぜ多くのAI導入企業はPoCで終わってしまうのか?
🔸実は頓挫することが少なくない
そして、決算説明会資料に、なぜ多くのAI導入企業はPoCで終わってしまうのか?
というスライドがありました。
まず、
「POC」というのは、
構想、企画した AI システムが意図した結果を生み出すかを確認するために、AI の精度などの不確実性が高い部分に絞り実験的に検証すること
つまり、トライアンドエラーということです。
そして、
多くのAI導入企業のPocにおいては、運用初期からAIを最大限に活用しようと
し、思うように精度が上がらずに頓挫することが少なくないとのことなんです
その割合が、63%とのことです
右の図のステップのように、
まず、テーマ選定し、そのあと、1stPOC、2ndPOCと検証を繰り返し、この数が多ければ多いほど精度があがり、そして、運用にいたり、投資したものを回収できるようになるということです
◆AI導入の4つの課題
🔸実用化を乗り越えるには
そしてこちらが、AI導入の4つの課題として、乗り越えなければならない課題が存在しています。
これは、22年6月の記者向けの発表会でもこの説明があったようでして、どういうことかというと
🔹「魔法の川」
まず、魔法の川があり、AI導入のためには「魔法の川」を渡りきる必要がある
AI=魔法のように思っている方も多いと思いますが、その段階を越えなければならない。
つまり、魔法ではないということなのかなと思います
🔹「データの谷」
そして、次が、「データの谷」です。
AIが魔法でないとわかった後に重要になるのはデータです。
しかし、多くの企業はデータがないので、データを貯めるところから始めます。
🔹「精度の壁」
今度は、データが集まった後に立ちはだかるのが「精度の壁」ということなんです。
精度の壁の段階では、ユーザーから「いつになったら精度が100%になるのか?」と意見をもらうとのことらしいのですが、
AIは理論上、精度が100%になることはないということなんです
🔹「デコボコ道」
では、どのように運用するかということになり、
実際に運用にのったあともデコボコ道を走り続ける必要があるということなんです。
とのことで、DX、AI導入には乗り越えなければいけないハードルが大きいということ
オペレーションにいたったらゴールではなく、つねに、このデコボコの道で
精度向上を忘れてはいけないということだと思います
ということで、非常に経営者らしい考えで、常に、アップデートをし続けることが大事だということが伝わってきました!!
今日は株価はS安しましたが、業績は黒字転換してきているので
将来に向けて、期待がもてそうですね!!
◆経済指標
🔸中国 GDP 、小売り売上高
最後に来週に経済指標をみていきます!
17日日本市場は休みなんですが中国で重要な経済指標の発表があります。
・GDP
・小売り売上高
などです。
実は、これが悪い方向にでたほうが、マーケットにとってはいいのではという意見もでています。
というのは、7月末にある共産党の会議で、経済対策の思惑が出てくるといったことが考えられるからです!
なので、このあたりの動向も、アジア、世界に影響を与える指標になりますので、ぜひチェックをするのもいいと思います!!
では、本日も最後までご覧くださりありがとうございました!
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◆本日の動画
よければ動画でもみれますので、音声付ということであればご視聴よろしくお願いいたします!