【日本M&A/M&A総合研究所】決算後の株価〇〇!!! 米PCEデフレーター減少...次回FOMC0.25%が濃厚
タイトルのようにM&Aの会社2社の株価が
極端に動いています。とのことで両社の決算の内容をみていきます!
両社の1/30のチャート
同業種ではありますが
このように
日本M&AはS安…
M&A総合研究所はS高!!
と両極端な結果になってしまいました
これは両社とも先週の金曜日に決算を発表してその内容が
明暗をわけた形となりました
では今日はこの2社をみていきます
その前に日本のマーケットを簡単にみていきましょう!
日米のマーケット
日経平均は+0.19%の小幅上昇で27433円
TOPIXは-0.01
マザーズは+0.36%
となり、動きがあまりなかった日です
2月1日にFOMCを控えているので、様子見ム―ドかなと思います
そして先週末のアメリカはFOMC前の
重要な指標、PCEデフレーターが発表されました
主要指数としては小幅上昇となりました
PCEデフレーター
PCEデフレーター総合
前回5.5 予想5.5 結果5.0
PCEコア
前回4.7 予想4.4 結果4.4
と前回より明らかに下げているのでこれで
ほぼ次回の利上げは0.25ポイントが確実になったとおもいます!!
現在4.5なので、4.75ということになります
ドットチャート
23年の予想レンジは5.125です
そのため、0.25ポイントの利上げを2回までは許容の範囲かなと思います
そこで、気になるのが先日カナダが利上げ一時停止をするかもという報道がでましたが、今回のFOMCで同じように、一時停止の件が議題にでれば
株高材料につながるのは間違いないです
ただ、インフレというのは、1970年代のことを踏まえるとかなり
しぶといので、楽観的な発言は慎重にしてくるのではと思っています
では、M&Aの両社をみていきます!!
日本M&A
27日に第三四半期の決算を発表
人員増加も10~12月期は減収減益で着地
それによって、ストップ安となりました
最終利益が同32.4%減の70億9700万円
最終利益の通期計画に対する進捗率は約56%にとどまり業績の下振れが懸念
10~12月期の成約件数は258件と、前年同期の243件を上回った。積極的な採用活動の再開でコンサルタントも増員したが、小規模案件の割合が増加したことで平均単価が下落した
第三四半期 実績概要
最終利益も落ちているのでこのように売り上げ高も
前回108億から97億に減少。。。
コンサルタントは561人から610人に増員したことによって
成約件数は243件から258件と増加
ただ、平均単価の低下で売り上げが減少・・・
第四四半期に向けて!
チーム経営を意識した運営シフト
「ニコイチ制度を導入」
部長とグループリーダーが、3年未満の社員を育成する方針。そして翌年にステップアップしていく方針です!
なかなか厳しい職種だと思いますので、バックアップ体制を整えて目標に向けて取り組んでいますとのことです
ここにも離職率低減というワードがある以上、チームでフォローし合う体制を構築していくことで必要で、個人の負担も軽減し、モチベーションアップにつながってステップアップをはかる戦略だということです!
日本M&Aチャート
ただ、最終利益の進捗率も半分を上回った程度とのことで
このようにかなり売りこまれました・・・
ちょうど1年前のネットフリックが会員数減少で1月に約21%下げたので
それを思わせるほどの衝撃的な下落です
ただ今年は会員が再び増加しているとのことで株価は戻してきています
日本M&Aチャート2
今までこの1550円代がサポートになるような動きを見せていたところを
一気に下にブレイクしたわけです
当面はここが抵抗になると思われますが
ただ第四四半期の結果がそこまで、下振れしなかったとなれば
株価は相対的な人間の感覚でも決まるので、ここからの巻き返しに期待したいと思います!!
M&A総合研究所
ハイライト
営業利益を13.98億円 前年同期比96.6%増
成約件数が33件(うち4件が手数料総額1億円以上の大型案件)と堅調
M&Aアドバイザーを16名増員したことなどが奏功し、大幅な増益
ただ通期予想は前期比49.7%増の31.50億円で据え置きました。
進捗率は44.4%とのことで、これはまだ第一四半期ですから、
今後上方修正への期待がかかるところではあります!!
サマリー
では、決算説明会資料からサマリーで
成約の単価、件数、期間をみていきます!
・成約単価は6100万円
・大型案件(手数料総額1億円以上)が2件→4件
・成約期間は6.6ヶ月であり目安としている6〜7ヶ月の水準を引き続きキープ
人材採用
・今期純増数は59名であり通期計画の+56名を既に達成
通期計画を+80名に上方修正!!
売り上げ、成約件数、単価
青枠が21年度、赤枠が22年度、そして右側の棒グラフが今気の第一四半期
売り上げ高、成約件数も今までの中で一番伸びています
成約単価はまだ、6100万と前回の第四四半期と比べれば減少ですが、それでも21年22年の平均値よりかは上に位置している状況です!
特に今回のハイライトは成約件数と大型案件ではないでしょうか!
ここで確かに大型案件は前回7件で今回4回と増加傾向にありますが
契約数に対してどれぐらいの割合かを調べてみました
大型契約の割合
22年
件数:61件
大型案件:7件
確率:11%
今回
件数:33件
大型:4件
確率:12%
とのことで、まだ分母の数が少ないので、多少のぶれはあると思いますが
今回の第一四半期で特別に大型案件が集中して増加したというわけでなく
そもそもの件数が増加していることが大型案件の受注につながったと思われます!
ここにあるように手数料が1憶円以上とのことなのでインパクトが非常に大きいです!
Q&A
あと、決算説明会資料に気になるQ&Aがきっちり書かれていて
読み手の心理をつくようにきちんと書かれていたので
その一部を紹介します。👆ぜひごらんください
気になるM&A業界の今度については、目立った影響はでてないと強調されているので一安心で☺
あと、新卒でも採用しているが、優秀な人材に絞って採用とのことで、育成コストがかからないというのも大きな経費節減につながります!
決算後時間外
先週末金曜日も好決算を受けてM&A総合研究所をすこし取り上げていたんですが、そのときすでに20:46の段階ですでのS高の買い気配なんですね
1/30チャート
30日はじまっても、時間外とおり、30日は寄らずのS高となりました!
31日もS高の可能性があります。
いずれにせよ寄り付いた後は、激しい動きが展開されますのでデイトレの際はぜひご用心を。
では、本日も最後までご覧くださりありがとうございました!
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