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【岸田総理アクションプラン】23/4/20(木)海外投資家の投資呼び込む! TSMC 減収の見通し…

みなさん、こんにちは 今日は、4月20日(木) 😃

岸田総理アクションプランを発表し、株価の上昇につながりました!
あと、気になるのが、TSMC 減収の見通し…とのことで、半導体銘柄にはネガティブな材料となっています。。。

そのあたりをみていきますので、今日もぜひ最後までよろしくお願いいたします!!

◆日本のマーケット

🔸4月20日 日経平均 2万8657円  +50円

作日は、8連騰のあとの一服で小幅安となり、今日は、再び、高値圏を維持しつつプラスで終えました!

2万8000円台後半は上値が重いのは当然としても、下値ではしぶとく買いが続いている状態です!

今日の出来事としは、のちほどみていきますが
・岸田総理海外投資家 呼び込みに向けたアクションプラン
・半導体大手のTSMCの決算

🔸半導体銘柄

半導体関連株は、銘柄によって、高安まちまちという動きでした
東京エレクトロンは上昇しましたが、レーザーテックは下げました・・・

方向感がさだまっておらず、日本時間午後3時頃に台湾半導体受託製造最大手のTSMCの1~3月期決算が予定されていて、これを見極めたいとの思惑などもあるようです。特に、先日、TSMCの設備投資減額の件が報道されたりもしていました・・・

🔸値上がりTOP
値上がりTOPはパルプ、小売り業、とのことで、インバウンド関連が注目されて買われております!
とくに、3月の訪日外国人客数の推計値がでましたのでそれをみていきましょう!🛫

◆訪日外国人客数の推移

🔸23年3月 27倍!!
左側が、21年から、23年3月までの訪日外国人客数の推移です🛫
いかにコロナ禍では、水際対策として、減少していたことがわかります
そして、直近3月は181万と2月の147万から大幅に増加しました!

この増加は、22年の10月から個人旅行再開となった影響もり、月ごとに着実に増えてきています

そして、
右側のグラフは、コロナ前の19年と比べたグラフです。19年3月は270万人でした。まだそこまでの水準ではないですが、徐々に戻りつつあります

🔸身の回りでも実感
これは、この数値をみなくても実感としてみなさんもあるんではないでしょうか?
駅で、海外の人を良くみかけますし、3月くらいから、電車が混んでいるなというのも感じます

なので、インバウンド関連はこれから期待ができるセクターではないかと思います

◆岸田総理海外投資呼び込みに向けたアクションプラン

🔸アクションプランを月内に提示表明
そして、今日は、岸田総理は、G7各国の経済団体が集まる、B7サミットの場で、海外からの投資促進のため新たな数値目標を設定したアクションプランを今月中にも示すと表明しました。

アクションプラン
・「半導体」などの分野で強靭なサプライチェーンを確立するための投資促進策
・アジア最大のスタートアップハブの形成に向けた戦略
・高水準の在留資格制度の創設

 
これらによって、日本を世界にさらに開かれた国にして、日本への投資促進を促す方針で、ますます日本株への資金流入が期待できるかとおもいます!!

◆主体別売買状況

🔸海外投資家買い越し!
では、最新の主体別売買状況をみていきましょう

先週1週間の外国人投資家による日本株の買い越し額が1兆円を超え、去年4月以降で最大となりました!
先週の6796億も1年ぶりとのことなので、それをはるかに超える規模が2週つづくのは日本株への魅力があるからではないでしょうか😃

やはりそれは、割安差だと思います!
日本株は、欧米と比べて「PBR1倍割れ」の銘柄が突出して多いんです。

◆日米欧のPBRの分布

🔸日本は低水準・・・
こちらは下記の指標のPBRを比較したグラフです
・TOPIX
・S&P500
・ストックス600(ヨーロッパの代表的な株価指数)

青い色の部分が、PBR1倍未満です。TOPIXは半分以上になります
一方、S&Pは、3%、ストックス600は、21%です

ちなみに、色の薄いオレンジ色は、2倍以上です。
S&Pは75%も占めています。つまり、純資産に対して、倍の価値がついていることになります。

PBRの件は、東証が改善に向けて、去年の6月あたりから、すすめられていて、ようやくそれが、なんとかしないといけないと、企業も意識しだしてきました!

「資本コストや株価への意識改革」のための対応策を開示することを要請することとなったからです

そういった、背景もあって、この景気後退懸念の中で、割安な日本に資金が徐々に流入しているのではないでしょうか

◆台湾TSMC 決算!

🔸23年12月期は減収予想
半導体 最大手の台湾のTSMCが1〜3月期の決算を発表しました

・売り上げ 3.6%増(前年同期比)
・純利益 2%増(前年同期比)
 →世界的な半導体需要の減少による影響を受け、売り上げ、利益とも1桁と小幅な伸び

・23年12月期減少するとの見通し

◆TSMC3月の売り上げ

🔸3月大幅減少・・・
4月10日、3月の月次売上高を開示していまして、とくに3月は減少していました

・1月の売上高 16.2%増加
・2月の売上高 11.1%増加
・3月の売上高 15.4%減少

単月の売上高としては、これは2019年3月以降で最大の落ち込み・・・

🔸この要因
パソコンやスマートフォン、サーバー向けの半導体の需要は弱含みが続いており、顧客の在庫消化も遅れている
最先端のプ5~7nmの半導体チップに対する需要が不透明
・22年後半から発注のキャンセルに伴出荷量の下方修正が繰り返された

とのことだったんです。。。

なので、今日は東京エレクトロンは、アクションプランの影響で上昇しましたが、TSMCの決算を受けて、SOX指数や明日からの日本の半導体銘柄にも影響がでてくるのではないかとおもいます

それでは、東京エレクトロン、レーザーテック、のチャートをみていきましょう!

◆東京エレクトロン、レーザーテックのチャート

🔸チャート比較

アクションプランが半導体株への後押しになるかと思いきや、まちまちだったんです
・東京エレクトロン +1.75%😃
・レーザーテック  -1.24%😥

とのことで、東京エレクトロンは上昇したので、良いのですが、といっても、中期的にみれば、天井をつけて、下げずに踏ん張っている状態ですが。。

🔸レーザーテック サポートライン割り込む

そして、すこし心配なのが、レーザーテックが去年の10月から上昇に転じたのはもう以前のことになり、今では、だいたい22000円前後で、横展開していました

そして、支えとなっていのが、約21000円のサポートラインと、200日移動平均線です。
サポートラインは、強い上昇トレンドのとき以降はじめて割り込みことになりました・・・

チャートの形状的にも、高値切り下げ方の三角持ち合いを形成しています

SOXは今年に入ってから上昇しています、レーザーテックも最初は連動して動いていましたが最近は、SOXがあげても限定的ですね。。。

今日のTSMCの決算はよくなかったですが、半導体銘柄アクションプランの影響もあって、切り返しを期待したいとおもいます!

◆4月20日の経済指標

🔸失業保険
今日発表になった経済指標をみていきましょう!

失業保険申請件数
・予想 24万 
・結果 24.5万
失業保険継続受給者数
・予想 182万人 
・結果 186.5万人
先日の雇用統計の失業率は強いかったですが、徐々に弱くなっている傾向にあります

🔸フィラデルフィア連銀製造業景気指数
・予想 -19.2
・結果 -31.3

とこちらは、大きく下振れました。
というのも、先日のニューヨーク連銀製造業景気指数は、予想-18.0から、ぶれはあるとはいえ、10.8と大きく上振れていました

あまりにも差がありますね。。

この目安としては、
「0」を景況感の分岐点としており、プラスなら景況感が良く、
マイナスならば景況感が悪化している
とされています。

今回地区でみれば、大きく方向感が違いますが、今はそういう時期かもしれないですね、良い結果がでたり、悪い結果がでたり、混ざった状態です

とのことで、、来月にISM製造業・非製造業景気指数などの結果が
どっちの方向にでるのか注目があつまります!

では、本日も最後までご覧くださりありがとうございました!
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◆本日の動画

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