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エステサロンオーナーのダイエット講座③
アーユルヴェーダについて
アーユルヴェーダはインド・スリランカに5,000年以上も前から根付く伝統医療。
サンスクリット語で「生命の科学」という意味です。
アーユルヴェーダでは全てのものや人は
3つのドーシャ
・ピッタ(火・水)
・ヴァ―タ(風・空)
・カパ(土・水)
の組み合わせにより作られていると考えられています。
人には生まれ持ったドーシャがあり、
体質も性格もそれによって違います。
それぞれのドーシャには、合う食べ物や生き方、
考え方があるとされています。
皆さんもいわゆる「体質」として
生まれ持った資質というものがあるということは
感じていると思います。
アーユルヴェーダではそれが5,000年も前から確立されていて
一人一人の体質、資質にあったチョイスをして、
より良く生きるための知恵として発達してきたのです。
それをエステに活かせば、より効果がでるのは必然です。
そのためカブールはアーユルヴェーダを基礎としたエステを開発しましたし
アーユルヴェーダの勉強を最重要視して、学んできました。
アーユルヴェーダの世界的権威のドクターを日本にお呼びして
研修会を開いたりもしましたが
一番は、大勢のスタッフみんなで行った
スリランカ研修です。
経営者としては、お店をしばらく閉めて収入が途絶える上
さらに経費がたくさんかかる研修旅行に行くということは
金銭面では楽ではありませんが、
アーユルヴェーダが根付く土地で、直接アーユルヴェーダに触れることは
それを上回る学びと経験を積めることです。
現地の案内人が慣れない日本語で
昔話をしてくれたのを今でも覚えています。
アーユルヴェーダは元々、王様を長生きさせるために
国中から集められた僧侶が開発したものだと言われています。
なぜ王様を長生きさせる必要があるか。
それは王様が亡くなる度に、権力抗争が起こり、
平和が脅かされるからです。
アーユルヴェーダは、平和を願って生まれたものだったと思うと
なんだか切なくもなりました。
(諸説はあるようですが)
一般的なアーユルヴェーダの世界観を伝えるのは面白くないので
次回からは私が以前、スリランカに研修で行った時の事をお話させてください。