トリケミカル研究所＜4369＞

トリケミカル研究所＜4369＞

半導体の製造工程において
薄膜形成､配線､エッチングなどに使用される化学薬品を製造しています

他社が作れない回路が微細な最先端の多品種・少量品の生産に特化し
高い市場シェアを維持しています

半導体製造に使用される薬品であるため
スマートフォン､パソコンの需要ほか
データセンターや通信インフラの構築状況の影響を
大きく受ける傾向があります

半導体回路の微細化が進む中
トリケミカルの製品の優位性が益々高まっているようです

【業績について】
2025年1月期
第3四半期(24年8～10月)業績は
売上高：前年比98%増(51億3千万円)
経常利益：同3.1倍(16億7千万円)
(前年は5億3千万円)
と高い伸びとなっています

AI(人工知能)向けに
最先端の半導体需要が急速に高まっていることや
中国において半導体生産が回復していることから
半導体生産に使用される化学薬品の需要も大きく拡大しています

通期業績の会社予想は
売上高：前年比51%増の170億円
経常利益：同71%増の55億9千万円
です

第3四半期までの売上､経常利益の
通期会社予想に対する進捗率は
売上高：77.1%、経常利益：77.8%
です
前24年1月期における第3四半期までの実績の
通期実績に対する比率は
売上高：73.1%、経常利益：74.5%
であったことと比較すると
会社予想に対する上振れが期待されます