8/21の東京市場展望～株エヴァンジェリスト朝刊レポートより
おはようございます。
株エヴァンジェリストです。
会員様向け朝刊レポートより「本日の東京市場展望」をお届けします。
一昨日の日経平均株価674.05円安に対して昨日は674.30円高と正に即取り戻した格好ですが、20数銭円上回ったのは足元の相場付きが良好な証で、たかだか数十銭でも悪い気持ちはしません。
中身を見てみますと[6857]アドバンテストの日経平均プラス関与は35.57円、[8035]東京エレクトロンのそれは34.33円と限られているのが特徴です。
今後このことがどう作用していくかは分かりませんが、東証プライム市場の9割超が上昇する全面高の地合いとなりました。
昨晩のNY市場では、ジャクソンホール年次会合でのパウエルFRB議長講演を控え利益確定の売りが進む中、一部米経済指標悪化で景気減速懸念が再燃し、終日軟調推移。
ドル/円は金利低下に連れてドル売りに拍車が掛かり、145.10円台まで一気に円高方向に振れ、大証夜間は37,640円、シカゴ値は37,535円でした。
日経平均VIが昨日27.61ポイントまで低下し、一時27.27ポイントまで下げる場面もあり、参加者の見方も大分落ち着いてきているのですが、CME225先物は前日の行き過ぎ、反省を促すケースが多く、昨晩は現物比500円超下でした。
今朝の東京株式市場は売り先行のスタートを強いられそうです。
日経平均は38,000円近辺での値動きが3営業日継続。
このレベルは累積売買代金が多い訳ですが、下方から5日線が迫ってきているところで16日高値を上回っており、イベントを前に底堅さを示せるでしょうか。
なお、本日寄り前には7月貿易統計、引け後には7月訪日外客数、今晩には7月30日-31日開催のFOMC議事要旨が公開されます。
※「本日の東京市場展望」は火曜日＆水曜日にnoteで紹介します（会員サイトでは毎日更新）
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