11/26の東京市場展望～株エヴァンジェリスト朝刊レポートより
おはようございます。
株エヴァンジェリストです。
会員様向け朝刊レポートより「本日の東京市場展望」をお届けします。
昨日の東京株式市場、日経平均株価は上で返ってきたCME値を上回って始まり、更に高寄り後も上伸し、早い時間帯で15日以来10日ぶりとなる39,000円台乗せを達成しました。
さすがに心理的節目到達で利益確定の売りに押されましたが、後場も再度強含みの動きを見せ、1.30％の大幅連騰で終わっています。
商いも膨らんでおり、最近には無い感触を得られた1日とも言えるでしょう。
しかし、直近レンジ下限に達していたこともあり、売り方のカバーが進んだとも言えるところで、25日移動平均線超が固まるまではその見解は覆せません。
昨晩のNY市場では、先週末に迷走していた次期財務長官にヘッジファンド創業者のベッセント氏が指名されたことが歓迎され、主要3指数は揃って続伸。
ダウ平均は0.99％高でS＆P総合500種と共に最高値を更新しています。
ドル/円は一時上下に振れる場面があるも154.20円台へと往来となり、大証夜間は38,815円、シカゴ値は38,795円と昨日の東京市場が想定以上に上昇したイメージがあり、CME225先物の反応が鈍いのも致し方ないところでしょうか。本日は小確りのスタートが見込まれます。
日経平均は直近レンジの中央値辺りに位置し、居心地が良い水準にあると考えられ、寄り付きに伴う商いの一巡後は概ね25日線辺りを意識した地均しが求められます。
なお、寄り前に10月企業向けサービス価格指数、今晩には米9月FHFA住宅価格指数、米9月ケース・シラー米住宅価格指数、米10月新築住宅販売件数、米11月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)が発表され、11月6-7日開催分のFOMC議事要旨も公開されます。
※「本日の東京市場展望」は火曜日＆水曜日にnoteで紹介します（会員サイトでは毎日更新）
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