10/23の東京市場展望～株エヴァンジェリスト朝刊レポートより
おはようございます。
株エヴァンジェリストです。
会員様向け朝刊レポートより「本日の東京市場展望」をお届けします。
昨日の日経平均株価ですが、寄り後30分くらいは小安いレベルでの小動きが継続。
そこから僅か30分ほどで700円近い急落を強いられました。
これと言った材料は見当たらず先物のまとまった売りがキッカケになりましたので、海外勢の短期ショート派による仕掛けでしょう。
見事に決まったような流れですが、前場途中からの小動きを見ますと、まだ勝負は付いていないように見えます。
本日以降カバー玉を意識しながの取り組みとなります。
昨晩のNY市場は、高値警戒感はあるもソフトランディング期待を受けた買いが相場を支え、主要3指数は高安まちまち。
ダウ平均が0.02％の小幅続落だった一方、ナスダックは5連騰となりました。
ドル/円は一時151.20円台があるなど151.00円台まで円安が進んだものの、大証夜間は38,280円、シカゴ値は38,390円と昨日の東京時間から円安に対する日本株の感応度が低下しています。
その流れからするとCME225先物の低評価も仕方ないのかも知れませんが、それにしても低過ぎる感はやはり否めません。
今朝の東京株式市場は小安いスタートが想定されます。
直近の流れからすると何か好材料が出ない限り、寄り後も冴えない展開が見込まれます。
本日は[9023]東京地下鉄がプライム市場に上場し、[6594]ニデックが本格決算発表シーズン入りの号砲となります。
上手いこと業績相場に移行してもらいたいものです。
なお、今晩には米9月中古住宅販売件数、米地区連銀経済報告(ベージュブック)の発表が予定されており、24日までの日程でG20財務相・中央銀行総裁会議がワシントンで開催されます。
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