1/22の東京市場展望～株エヴァンジェリスト朝刊レポートより
おはようございます。
株エヴァンジェリストです。
会員様向け朝刊レポートより「本日の東京市場展望」をお届けします。
前晩のNY市場が休場だったものの、トランプ米大統領就任式では関税に関する発言が控えられたことなどから、昨日の東京株式市場は買い先行のスタートを切りました。
ただ、10時頃に「メキシコとカナダに2月1日から25％の関税を発動」と報じられると楽観ムードが一変。
瞬間、日経平均株価はマイナス圏に沈む場面が見られました。
結果、急落には繋がりませんでしたが、前日からの流れ、雰囲気的に非常に痛かったのは間違いありません。
これが米トランプ政権下での株式市場です。
少なくとも数日はそれが顕著に現れ、巧く付き合っていく以外ありません。
米大統領就任式を受けた昨晩のNY市場はトランプ政権の緩和的な関税策が期待され、主要3指数揃って続伸。
ダウ平均の上昇率は1.24％にまで拡がりました。
ドル/円は一時156.00円台まで円安に振れるも155.40円台へと往来、大証夜間は39,270円、シカゴ値は39,275円でした。
最初に織り込みに行った東京市場は上下に振らされて上げ幅を縮めましたが、当のNY市場は確りと大幅続伸と良くあるパターンと言えばそうなのですが、受けた今朝の東京市場は買い先行のスタートとなりそうです。
勿論、国内には日銀会合というビッグイベントが残っているため、一筋縄にはいかないでしょうが、米大統領就任式を無事乗り切ったことは大きく、本日辺りは高寄り後の一段高があっても不思議ではない環境にあります。
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