9/4の東京市場展望~株エヴァンジェリスト朝刊レポートより
おはようございます。
株エヴァンジェリストです。
会員様向け朝刊レポートより「本日の東京市場展望」をお届けします。
一昨日朝方には上放れを期待させた日経平均株価も、その日を押し返されて終えると昨日も小幅安と38,000円近辺での揉み合いが2週間以上続いています。
材料難、薄商いの中で主体性が無く、ドル/円に連動して、それを理由にした仕掛けにより、時に上下するような展開に留まっています。
米利下げ観測を背景に日本株の先高観が強い一方、米利下げ期待は株価にかなり織り込まれているいるとの見方があり、週末6日に発表予定の8月米雇用統計を前に一旦利益確定売りが出るのも致し方ないところでしょう。
ただ、それでいて横這いから強含みを維持していますので、押し目買い需要は心強い印象を与えていました。
昨晩のNY市場では、ハードランディング懸念が強まり利益確定売りが加速。エヌビディアなど半導体セクターの売りも更なる圧力となりました。
主要3指数は揃って大幅反落となり、ナスダックの下落率は3.26%におよんでいます。
ドル/円は利下げを織り込むドル売りが進み、145.40円台まで円高進行。
大証夜間は37,640円、シカゴ値は37,595円と今朝の東京株式市場はほぼ全面安の寄り付きとなりそうです。
レーバーデーの連休明けで多くの投資家が夏休みから戻ってきた米株市場ですが、結果利益確定売りを誘ってしまいました。
日本株は大分耐性が強くなっていましたが、ここまで幅が出ると、さすがに多くの銘柄の連れ安は避けられません。
冷静に対応してください。
なお、今晩には米7月貿易収支、米7月雇用動態調査(JOLTS)求人件数、米地区連銀経済報告(ベージュブック)の発表が予定されています。
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