9/10の東京市場展望～株エヴァンジェリスト朝刊レポートより
おはようございます。
株エヴァンジェリストです。
会員様向け朝刊レポートより「本日の東京市場展望」をお届けします。
二番底を探りに行く展開になるのは昨日寄り前から決定しており、水準や引け方が問題になってきますが、昨日の日経平均株価は先ず安寄り後に一段安で、これはCMEが大きく下げた際のパターンで、ここまでは想定内でした。
その後1時間ほどで下げ渋りはじめ前場後半には一段安分をほぼ取り返しましたが、朝方の高値を更新できず前引けを迎えました。
ここで若干嫌な感じはしましたが、後場は強含んで始まり、早い段階で高値を更新。
勘の良い人はここで買いを入れた筈です。
その後ジリジリと下げ幅を縮め、マイナス圏ながらも高値圏で大引けを迎えています。
引け方は申し分なく、水準も半値押しまでは見ずに切り返しとそこそこでした。
週明け9日のNY市場では、押し目買い意欲が強まる中、ソフトランディング期待を受けた買いが支援し、金利低下でハイテク株も買われ、主要3指数は揃って大幅反発。
何れも上昇率は1％を超えました。
ドル/円は一時143.80円台までドルが買われる場面があるも143.10円台へと戻ってきており、大証夜間は36,320円、シカゴ値は36,290円と昨日の日本株、日経平均は前晩の行き過ぎたCME225先物値を訂正して既に安値から大きく戻して終えており、昨晩のCME値が米株大幅反発に付いて行けないのは分かりますが、それでももう少し上に反応しても良いのではという印象を受けます。
本日の日経平均ザラ場一段高が無ければ、何か他に問題が生じていると捉え、そのように対応していく必要があります。
なお、本日寄り前に8月マネーストックの発表があり、中国8月貿易収支も発表され、今晩は米大統領候補者テレビ討論会も予定されています。
※「本日の東京市場展望」は火曜日＆水曜日にnoteで紹介します（会員サイトでは毎日更新）
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