10/9の東京市場展望～株エヴァンジェリスト朝刊レポートより
おはようございます。
株エヴァンジェリストです。
会員様向け朝刊レポートより「本日の東京市場展望」をお届けします。
昨日の東京株式市場では外部環境悪化を受け弱含んでスタート。
日経平均株価は安寄り後に下げ幅を縮めるなど粘りを見せましたが、前引けに掛けて下値を模索すると後場は一段安へ。
中東情勢の緊迫化を受けた原油価格や米長期金利の上昇でインフレ懸念が再燃しており、売りが先行し易い環境の中、日本株に関しては加えて円高基調が重しとなりますので、売りが重なり易いということなのでしょう。
日経平均の9月27日直近高値39,829.56円が遠ざかり、センチメントが低下した格好です。
昨晩のNY市場では、米国債利回りの上げが一服していたことやエヌビディアの上昇をフォローにハイテク株に買戻しが強まり、主要3指数は揃って反発。
ナスダックは1.45％高、S＆P総合500種も0.97％上昇しました。
ドル/円は148.20円台まで円安が進んでおり、大証夜間は39,410円、シカゴ値は39,375円と今朝の東京市場は買い先行のスタートが見込まれます。
石破首相が日銀による追加利上げに慎重な見方を示していて日銀は動き難く、米国の利下げへの思惑が為替を左右し易いだけに、10日の晩に米CPIの公表を控え方向感が出難い中ではありますが、外部環境は良化。
メジャーSQの翌月で注目度は下がりますが、本日SQ週の水曜日を迎える中、高寄り後の動向に注目が集まります。
なお、今晩には9月17-18日開催分のFOMC議事要旨が公開されます。
※「本日の東京市場展望」は火曜日＆水曜日にnoteで紹介します（会員サイトでは毎日更新）
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