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4722 フューチャーの決算跨ぎについて考察

こんばんは、先日のツイキャスでリスナーさんがフューチャーを決算跨ぎをされると教えて下さったので、私なりにも考察してみました。リスナーさんだからといって忖度するつもり等は全くなく、思った事をそのまま書いていこうと思います。

まずここの決算は2/8(火)17:45に決算発表予定です。今回の決算は本決算であり基本的には来期予想も併せて出してきます。直近決算は3Qであり、決算翌日はストップ高付近まで買われて、翌日以降もグイグイと上がっています。おおまかな買われた理由はyoyで3qを見た時に利益率も10.9%から22.1%にかなり大きく改善され、トップラインについても3q時点で前期は3q<1q<2qの順でしたが、今期は3q>2q>1qと3qが1番高く、見た目も大変良かったと思うので買われたものと推測します。トップラインの3Qのyoyは+23.3%でした。

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ただここの気になる懸念点はトップラインの伸びです。3Qのyoyの見た目は良かったものの、累計で見ると3Q累計で10.4%しか伸びてないんですよね。利益についてはかなり伸びてますが、これは1Qからずっと書かれていますが、品質管理及び収益管理の徹底により不採算案件の発生を抑制し、外注費などのコストコントロールによる増益との事です。簡単にいえば節約した結果増益になってるという事です。来期以降も節約で増益が続くかと考えると、一般的には節約には限界がある為、難しく、今期決算がデフォルト値になる決算なのではと思います。その事から成長企業に大事なのはトップラインの成長率なのです。これ以上はトップラインが伸びないとEPSも伸びないので。

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トップラインは通期予想で見ても前期比で+9.5%の予想値となっています。

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来期の四季報予想も52000/8600/8600/6000/135.6とトップラインは+7.2%と前期比でほとんど伸びていなく、営利率も16.5%と今期の予想と同じ利益率で計算されていますので、四季報的にも節約には限界あると判断しているように思えます。

今後、成長ドライバーとなりえる物が出てきてトップラインの成長が期待されたら株価も評価されると思いますが、今のところは期待できないので決算跨ぎは×もしくは無風と判断します。最近の暴落相場で株価が安くなったとはいえ、今のPERは22.11と平均PER15と比べると割高なのでトップライン成長が期待できないのであれば厳しい評価をされると思います。これは下記表を見ても納得できると思います。

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以上繰り返しになりますが、今回の決算跨ぎは×もしくは無風と判断します。最後まで見ていただきありがとうございました。何かご意見、感想等あれば、コメント、twitterまでよろしくお願いします。他にもnote書いてますので、よろしければお願いします。


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