4837 シダックス決算考察と今後の決算跨ぎについて
さてnote第2弾はtwitterのフォロワー様からのリクエストのあったシダックスの決算について書いていこうと思います。シダックスといえばトップ画像にあるようにカラオケのイメージが強いと思う人が多いと思いますが、カラオケ事業は2018年度に43億円の売却損を計上して売却しています。2021年度にはカラオケ事業売却に伴う追加損失の最終決着もして綺麗サッパリにカラオケ事業からは撤退しています。
現在は大きくフードサービス事業、車両運行サービス事業、社会サービス事業の3つのセグメントで構成されています。
【フードサービス事業】 社員・学生・寮食堂、保育園、保育所、幼稚園給食、レストラン、医療・高齢者施設の運営
【車両運行サービス事業】コミュニティバス、路線バス、スクールバス、貸切バス、送迎バス、役員車両、公用車両、検診車、報道車の運行・管理
【社会サービス事業】公共施設、学童保育、寮、保育所、マンション、ビルの受託運営、コンシェルジュ、秘書受付業務、公共観光施設運営
カラオケ事業においては不採算セグメントであった為、売却した訳ですが、いったいどのぐらい赤字であったか見ていきたいと思います。
レストラン・カラオケ事業の最後は平成30年3月期でした。【1Q】売上高4046 セグメント利益△1090、【2Q】売上高4552 セグメント利益△389、【3Q】売上高4772 セグメント利益△18、【4Q】売上高4250 セグメント利益70でした。4Q以外は赤字で、通期では△1038と大きな赤字でしたので売却したのも理解できますね。
まず今期の業績予想についてIRに問い合わせをしました。
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