4月30日 NY市場
4月30日 NY市場は反落して終わった。
ダウ平均は反落、570.17ドル安で3万7815.92ドル。ナスダックも325.26ポイント安で大きく反落、15657.82ポイント。S&P500も80.48ポイント安で5035.69ポイントで三指数は売り込まれた。
朝方発表の雇用コスト指数が市場予想を上回り、強い雇用コストインフレを受けてFRBの利下げが更に遠のいたと見られた。また、住宅に関した指数の発表で予想を上回り住宅価格が上昇したこともインフレ圧力懸念が追加して、10年物国債利回りは上昇4.67%台に上がる。
また、この日の決算発表では好調な銘柄もあった一方悪い内容の銘柄も多く、やや業績に対する楽観的な見方が後退したことで三指数は売り優勢で始まった。
その後の経済指標は悪い内容もあって、強いインフレ圧力と軟調な経済指標を受けて、市場のセンチメントが低下し、幅広く売りが出ていた。
午後も売り優勢が強く、原油価格の下落もあって「エネルギー」セクターには売り圧力も強くなっていた。その為三指数も弱含みの展開でした。若干押し目狙いの動きも見られたが、FOMCの結果も気になり、最後まで軟調な相場でした。全セクターが売られた
ここから先は
1,096字
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?