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ご挨拶

初めまして。

私は株式投資を始めて2年目になります。こちらでは自分のメモ用として活用しながら最新の企業ニュースや株式に関する決算書の情報をわかりやすく、そしてタイムリーにそして“ゆるーく“お届けすることを目指しています。経済動向に敏感な皆さんにとって、有益な情報源となれるよう心掛けていますので、ぜひ今後もチェックしてみてください。

ご質問や気になるテーマがあれば、ぜひコメントで教えてください。皆さんのご意見を参考に、さらに充実した情報をお届けします!


2024年10月23日発表銘柄

【キヤノンマーケティングジャパン株式会社】

業績ハイライト

• 売上高:4731億円(前年比+6.4%)
• 営業利益:363億円(前年比-3.7%)
• 経常利益:373億円(前年比-3.3%)
• 親会社株主に帰属する純利益:270億円(前年比+4.4%)

財務状況

• 自己資本比率:73.5%(前期末78.0%)
• 総資産:4945億円(前期末比628億円減少)
• 営業キャッシュフロー:406億円(前年同期より大幅増)

ポジティブな要素

1. 売上高増加:ITソリューションの好調により売上は前年比で6.4%増加。
2. キャッシュフローが良好:営業活動による現金が増加し、資金繰りは安定。
3. 純利益の増加:特別利益が加わり、純利益は前年比で4.4%増加。

ネガティブな要素

1. 利益の減少:営業利益、経常利益はそれぞれ3.7%と3.3%減少。コスト増が影響。
2. 資産の減少:総資産が前期末より減少。主に短期貸付金の減少が要因。
3. 自己株式取得による資本減少:自己株式の取得と消却による影響で純資産が減少。


【フューチャー株式会社(4722)】


財務状況

• 売上高:51,916百万円(前年同期比+17.4%)
• 営業利益:11,599百万円(前年同期比+11.7%)
• 親会社株主に帰属する四半期純利益:8,006百万円(前年同期比+12.5%)
• 包括利益:5,672百万円(前年同期比-24.6%)
• 自己資本比率:59.6%

ポジティブな要素

• 売上高と利益の増加が続いており、特に「ITコンサルティング&サービス事業」での売上が大きく伸びています。
• 大型プロジェクトである「次世代バンキングシステム」の導入が順調に進行しており、関連するライセンス料も計上されています。

ネガティブな要素

• 包括利益が前年同期比で約25%減少しており、主に保有株式の市場価格の下落が影響しています。
• 株式会社リヴァンプの買収に伴う借入金が増加しており、財務負担が高まっています。

投資アドバイス

フューチャー株式会社は引き続き成長基調にあるものの、借入金の増加や市場リスクに留意する必要があります。長期的な成長見込みに基づき、堅実な事業運営が期待されるため、中長期的な視点での投資を検討する価値があります。


【日本高純度科学(4973)】


財務状況:

• 売上高:6,330百万円(前年同期比4.8%増)
• 営業利益:266百万円(前年同期比74.1%増)
• 経常利益:359百万円(前年同期比37.2%増)
• 中間純利益:822百万円(前年同期比306.4%増)

財政状態:

• 総資産は16,369百万円で、前年度比で771百万円減少。
• 純資産は14,052百万円で、484百万円減少。

業績予想(2025年3月期通期):

• 売上高:13,000百万円(前年同期比13.8%増)
• 営業利益:500百万円(前年同期比41.1%増)
• 経常利益:680百万円(前年同期比22.9%増)
• 当期純利益:1,580百万円(前年同期比188.2%増)

配当金:

• 2025年3月期第2四半期末配当金は63円、通期では126円を予定。

ポジティブな要素:

1. 売上と利益の増加: 売上高は前年同期比4.8%増の6,330百万円、営業利益は74.1%増の266百万円、経常利益も37.2%増の359百万円と、全体的に好調な業績を記録しています。
2. 中間純利益の大幅増: 特に中間純利益は前年同期比で306.4%増の822百万円と、大幅な増加を達成しています。これには、投資有価証券売却益が寄与しています。
3. 業績予想の上方修正: 通期の業績予想も、売上高13,000百万円(前年同期比13.8%増)、当期純利益1,580百万円(前年同期比188.2%増)と、強気の予想が立てられており、成長見通しが明るいです。
4. 配当の増加: 中間配当は63円と前年同期の40円から増加しており、株主還元にも積極的です。通期では126円を予定しています。

ネガティブな要素:

1. 固定資産の減少: 総資産が前期比で771百万円減少しており、特に固定資産が1,584百万円減少しています。これは投資有価証券の売却及び時価の下落が主な原因です。
2. 流動負債の増加: 流動負債が168百万円増加しており、特に未払法人税が236百万円増加しています。これにより負債合計は減少していますが、短期的な負担が増加しています。
3. パラジウム価格の下落: リードフレーム用めっき薬品の売上が、パラジウム価格の下落の影響を受けて減収となっており、外部要因に依存するリスクが露呈しています。

全体として、利益成長が非常に顕著で、特に中間純利益の大幅増加が強みですが、資産の減少や外部要因による影響にも留意が必要です。


【ニデック(6594)】


財務状況

• 売上高: 前年同期比11.8%増の1兆2,938億円で、過去最高を記録。
• 営業利益: 1210億円、前年同期比4.9%増。
• 親会社の所有者に帰属する中間利益: 前年同期比28.5%減の755億72百万円。
• 中間包括利益: △12,639百万円、前年同期比大幅減少。

財政状態

• 資産合計: 3兆1,813億83百万円(前年同期比216億74百万円増)。
• 有利子負債: 6,683億円、前期から増加。
• 親会社所有者帰属持分比率: 50.2%(前期末比1.4%減)。

業績見通し

• 通期売上高: 2兆5,000億円を予想(前年比6.5%増)。
• 営業利益: 2,400億円(前年比48.3%増)。
• 親会社所有者に帰属する当期利益: 1,850億円(前年比48.6%増)。

この決算は、売上と営業利益の成長が続く一方で、円高の影響などが業績に響いていると示しています。

ポジティブな要素

1. 売上高の増加: 前年同期比11.8%増加し、過去最高の1兆2,938億円を達成。特に、AIサーバ向けの水冷システムや精密小型モータの需要が急成長。
2. 営業利益の成長: 営業利益は前年同期比4.9%増の1,210億円。コスト削減や製品構成の改善が功を奏し、収益性の向上が見られる。
3. 車載分野の黒字化: EVトラクションモータ関連事業が中国市場で黒字転換。価格競争が激化する中、戦略の転換によって収益性が改善。
4. 戦略的拡大: ニデックPSAイーモーターズ(Stellantis社との合弁会社)の連結子会社化により、車載事業が強化され、売上が拡大。

ネガティブな要素

1. 親会社所有者帰属利益の減少: 親会社の所有者に帰属する中間利益は前年同期比28.5%減の755億円。特に、急速な円高進行による為替差損が影響。
2. 為替リスク: 円高の影響で、税引前中間利益は前年同期比30.9%減の1,001億円となり、為替差損が273億円発生。
3. 営業利益率の低下: 売上は増加しているものの、営業利益率は前年同期の10.0%から9.4%に低下。製品構成の転換期にあるため、一時的なコスト増加も影響。
4. 中間包括利益の減少: 中間包括利益は前年同期の275,899百万円から▲12,639百万円へ大幅に減少。これは在外営業活動体の換算差額が大幅に減少したことが主な要因。

全体として、売上の増加や収益性の改善といったポジティブな要素はあるものの、為替の影響による利益減少が大きなネガティブ要素となっています。

【日本航空電子(6807)】

財務状況:

• 売上高:1,134億51百万円(前年同期比+0.1%)
• 営業利益:92億18百万円(前年同期比+36.1%)
• 経常利益:81億19百万円(前年同期比-5.7%)
• 親会社株主に帰属する中間純利益:66億31百万円(前年同期比-1.2%)
• 包括利益:31億95百万円(前年同期比-74%)

ポジティブな内容:

• 売上高と営業利益が前年同期を上回り、特に営業利益は36.1%増加しています。
• 自動車市場や航空・宇宙市場での売上が堅調に推移し、防衛予算の増加が背景にあります。

ネガティブな内容:

• 経常利益は為替差損の影響を受け、前年同期比で5.7%の減少。
• 包括利益も大幅に減少しており、前年同期比で74%減少しています。
• 為替レートの急激な変動や原材料価格の高騰が収益にマイナスの影響を与えました。


【KOA(6999)】

財務状況

• 売上高:31,894百万円(前年同期比4.9%減)
• 営業利益:474百万円(前年同期比67.3%減)
• 経常損失:167百万円(前年同期は経常利益2,298百万円)
• 親会社株主に帰属する中間純損失:572百万円(前年同期は純利益1,522百万円)

ポジティブな要素

• 為替の円安傾向により、特に自動車向けの売上が中国、欧州、北米で堅調に推移。
• 総資産は141,628百万円に増加(前年同期比12,061百万円増)。

ネガティブな要素

• 売上の減少および固定費の増加が営業利益に悪影響を与え、利益が大幅に減少。
• 為替差損が1,103百万円発生し、経常損失を計上。
• 親会社株主に帰属する中間純損失が前年同期比2,095百万円減少し、赤字に転落。

【キャノン電子(7739)】

財務状況

• 売上高:728億7百万円(前年同期比2.0%増)
• 営業利益:82億48百万円(前年同期比78.8%増)
• 経常利益:69億96百万円(前年同期比18.0%増)
• 純利益:56億40百万円(前年同期比20.3%増)

ポジティブな点

• 売上および利益は前年同期を上回り、特に営業利益は大幅な増加を示している。
• コンポーネントセグメントでは、シャッターユニットや絞りユニットの堅調な販売により、売上が前年比1.5%増。
• デジタルトランスフォーメーション(DX)に関連する需要が引き続き高く、サービスの拡販が進展。

ネガティブな点

• 一部カメラ用部品の在庫調整が長引いており、販売の回復が遅れている。
• 電子情報機器セグメントでは、米国での中・高速機の販売が伸び悩み、売上が減少。
• 一部の固定資産における減価償却費が前年より減少しているが、固定負債が増加している。


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