破壊力のある割安株:見直し版
こんにちは😊
前回の記事では、新しい指標「割安破壊力指標:DPUP」を使って破壊力のある小型株のスクリーニング結果を紹介しました。
ところが、500銘柄は多すぎるという声もあって、確かにその通りだと思いましたのでちょっと見直しました😅。44銘柄まで絞りました!
🌟小型株の見直し内容🌟
選定銘柄の数を絞り込むため、前回のスクリーニング内容をもっと厳しいものにしました。ROICの基準を8% → 10%にして、さらに3年平均ではなく3年連続でこの基準を満たす銘柄にしました。また、割安破壊力指標DPUPは3.0以上の銘柄のみにしています。
さらに、直近12ヶ月の益回り(1年間で株価の何%の利益を稼ぐか示す指標:PERの逆数)が10%以上になる銘柄としました。これは、日本市場で主役の海外投資家から見て、現在の米国債2年物(US02Y)の利回り約5%より低い益回りの銘柄は買う対象になりづらいからです。(※ 文末に補足あります)
対象は東証上場の全銘柄
(ただし、割安度が判別しづらい金融関連銘柄を除く)小型:時価総額 500億円以下
優良:
直近12カ月と直近3年間(2021~2023)のROICが全て10%以上割安破壊力指標:DPUPは3.0以上
直近12ヶ月の益回りが10%以上(PERが10以下)
2024年4月26日大引け時点の情報
結果はこちら!😉
🌟中・大型株もやってみた🌟
せっかくなので時価総額500億円以上の銘柄の割安破壊力も調べてみましたよ🤩。
中・大型株はDPUPを1.0以上、益回りを7%以上に条件緩和しています(そうしないと条件が厳しくて10社くらいになってしまうので・・・😭)。
対象は東証上場の全銘柄
(ただし、割安度が判別しづらい金融関連銘柄を除く)中・大型:時価総額 500億円以上
優良:
直近12カ月と直近3年間(2021~2023)のROICが全て10%以上割安破壊力指標:DPUPは1.0以上
直近12ヶ月の益回りが7%以上(PERが14以下)
2024年4月26日大引け時点の情報
結果はこちら!😉
ほとんどが中型株です。数は少ないですが、意外にもDPUPが3.0を超える銘柄もちらほらあります。
注意していただきたいこと
このリストは条件に見合う銘柄のスクリーニング結果なので順位が高い銘柄の購入を推奨しているわけではありません。「この中にお宝銘柄があるかもしれません🥰」というリストです!
ここ数年の経営指標が良い優良株なのは確かですが、直近の経営状況は調べてみないと分かりません。また、既に値上がりしてしまった割安株はこのリストに登場しませんので、賞味期限が短いリスト🥹だと考えてください。
(事前公開でCSVファイルをご希望の方がいらっしゃったので一番下に加えておきます)
このシリーズ、もしかしたら決算後の方が役立つかもしれないですし、定期的にやっていきたいと思います。
ではまた!😊
[参考]海外投資家と日本株
日本取引所から毎週発表される売買状況データを見ると、東証の株売買は約70%が海外投資家によるものです。日本企業の業績が好調なことに加えてこの円安ですから日本株はお得ですね。米国も欧州も現在はインフレ対策の金利高政策で、日本との金利差がかなりあります。近い将来、欧米では利下げ、日本では利上げが行われて円高ドル安・円高ユーロ安になると考えられていますから、今のうちに円資産を買っておけば為替差益でも大きな利益が得られるというわけです。
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