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【まだ株】3/22週の市場はどうなる?円安に伴う大幅なリバウンドについて(無料版)

投資の参考にイベント情報をどうぞ。

日本市場は、ウクライナとロシアの停戦協議の行方次第の面はありますが、今週の上昇で25日移動平均線を突破してきたことから需給状況は改善傾向にあると考えられます。

さらなる上昇の実現は停戦合意の後になりそうですが、目先は25日移動平均線が位置する2万6000円水準が下値支持線として意識されます。この水準まで下げてくる局面では、押し目狙いの買いが入りやすいでしょう。一方、上値は節目となる2万7000円や、75日移動平均線が位置する2万7500円辺りがターゲットになりそうです。

3月24日には北大西洋条約機構(NATO)の緊急首脳会議が開催される予定です。ウクライナへの支援強化を確認することになると思われ、これを受けてのロシア側の報復には警戒しておきたいところです。

また、米国が「中国はロシアに軍事支援を検討している」と懸念していることから、米中対立が高まってくるようだと上値の重荷となるでしょう。

ただし、今週の大幅なリバウンドによって需給状況が改善されたため、改めて売りを仕掛けてくる動きは限られそうです。

そのほか、東京など18都道府県への「まん延防止等重点措置」が3月21日に期限を迎え、全面解除されることが決定しました。経済活動の正常化が加速することが期待され、大きく売り込まれていた銘柄を再評価する動きも広がりを見せてくるでしょう。

また、3月期末の接近により機関投資家などは動きづらくなりそうですが、月末接近で配当再投資による需要が高まるほか、年金基金などは最近の下落によって株式の相対的な比率が低下しているため、それを修正するための買いが予想されますので、これも需給面での下支えになると思われます。

一つ一つのイベント、特にFOMC通過、SQ通過、ロシア利払い実施され、先週、株は強く反発しましたね。ホッと一息ついた状況の人が多かったのではないかと思います。ただ、まだまだウクライナ情勢は予断を許しません。目先の円安も影響して、まだまだボラティリティが大きくなることは想定して相場に向き合っていく必要がありそうです。

今週も頑張っていきましょう!



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