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菱洋エレクトロ(8068)            2023年1月期 第4四半期 決算分析してみた 

※今回は過去の決算分析のため無料で閲覧可能ですが、次回決算 分析からは有料になります。


企業情報


※分析時のデータではありません

・加点

・通期でみるとコロナ前の水準を超えてきている。
・利回りが4.44%と高いので株価は下がりにくい。        
・同業は直近決算で増益し、同セグメントも好調に推移。

・懸念点

・修正がでた場合は織り込み済みの可能性るため、株価の反応が悪くなる可  
 能性がある。
・3Qの修正内容で大口顧客の一部終息が遅れてはいるが今後この業績が続
 くかはわからない。
・為替差益はそんなにでてはいないが、円安の恩恵を受けているため、今後
 円高になってきたら業績はの影響が出る可能性がある。

・修正に関して

・事前修正が出る可能性はある、2018年の事前修正では株価は大きくは上
 がっていないことから現在は大衆が事前修正を進捗率からある程度織り込
 み済みなため大きくは上がらないと予想。
・4Qなので来期の見通しを見られるが、通期予想が増収増益で増配をする
 と株価は上昇する可能性が高い。

結果

・今期経常を45%増益し、10円増配
・四半期別では売上高、営業益、経常益は増収増益だが、最終益と修正1株
 益は減益。
・売上営業利益率は前年同期の2.4%→3.0%に改善した。

決算の前から決算日に向けて株価は上昇しています。
決算日に好業績を出し、決算日の翌営業日に株価は上昇。

決算内容では来期予想で増益を出し、10円増配しています。

分析時は株価は2459円であったため、仮に決算日発表が行われる日と行われた後で価格の動きに注目すると

・決算日(2023年03月9日)終値:2552円
・決算日(2023年02月14日)始値:2651円

以上の結果

・決算発表日で決済をした場合:93円の値幅
・決算発表日後で決済をした場合:192円の値幅

100株購入したとすると

・決算発表日で決済をした場合:93円×100株=9300円の利益
・決算発表日後で決済をした場合:192円×100株=19200円の利益

利益幅は

・決算発表日で決済をした場合:3.78%
・決算発表日後で決済をした場合:7.81%

考察

・今期の業績が良く、来期に対しての期待感で決算日まで株価は上昇
・売上高は増収で営業益と経常益は増益予想。
 来期の見通しには調整期間があると記載されているが大きな懸念にはなら
 なかった。
・利回りが高くさらに増配をしたので売る人が少なく、買いが多かった。

※投資は自己責任の為、当該投資における利益・損失における責任は全て本人の元にあるものとし、最終的な決定はご自身の判断(自己責任)でお願い致します。


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