【セクター別 平均PERについて&銘柄分析】
基本的に景気や市況、金利動向に左右されるセクターはPERが低いのが特徴です。
主に商社株、海運株、不動産株、銀行株、石油や鉱業などです。
逆に比較的景気に左右されにくく、大きな成長率を見込める業種はPERが高い傾向にあります。
主に情報通信、サービス業、バイオ、小売業などです。
PERを見る時はその銘柄単体の低いか高いかを見るのではなく、同じ業種と比較するようにしましょう。
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ちなみに不動産業のPERが低い傾向にあるのは、将来業績が大きく変動する可能性が高いからです。
実際、土地や建築費の高騰によって先行きが不透明で、業績が悪化するかもしれないのでPERが低いのです。
今回の建設業や不動産業の決算を見ても、建築費の高騰で工期遅れが続出しているのが現状です。
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