天外魔境大事典

卍卍同盟さんの「天外魔境大事典」読み返してた*( ᵕ̤ᴗᵕ̤ )*
参加者みんなで作った大事典、クイズ、人気投票、アンケート…企画もりだくさんで、今読んでもすごく面白いー( *´ω`* )


本のタイトルにもなっている「天外魔境大辞典」、辞典形式で、それぞれの項目について、ファンの意見、解釈、ツッコミが書かれてました(๑́•∀•๑̀)

義経の項目で
辻野様(辻野寅次郎先生)は本当に女だとわかってらしたのでしょうか?
というツッコミが載ってて、20年以上たって、この動画で意図せずに回答された形(後で女性だと知ってブラウザゲーム版では男の子っぽい女性として描き直した)だったのが、なんとも不思議な感じ(◍′◡‵◍)

キャラによっては、けっこう赤裸々な意見やツッコミも載っていて、SNSがなかった昔は、雑誌であれ、同人誌であれ、イラストに自分のコメント添えたり、トークで熱く語ったり、誌面での主張がすごかった時代だったなあと実感( ˙ω˙ ).。o

阿国の項目で、
彼女を好きな人の言うことはとても深く、嫌いな人の悪口は「そんな事で」と言いたくなるほどボロクソである。
って書かれてて、ええ~と思った記憶が(。´・_・`)。oO

プリンセスレイナの項目でも、
一見普通だけど、なんかヘンな人。
思い込み女…。

って書かれてて、阿国とレイナ、カブキ伝のヒロインはどっちも賛否両論激しいヒロインだったねーと思い出す。 二人とも、好き!って人と、嫌い!って人、ホントに意見真っ二つ(´・△・)

辞典の上にずらっと並んでる、参加者のイラストカットも、それぞれの推しキャラや好き具合がわかって、見ててニヨニヨしてました(*´∇`*)



「天外魔境アンケート」は、「天外で、心に残ったシーンやイベント等、書いて下さい。」や「天外シリーズで印象に残っているダンジョンは?」
天外Ⅰ、天外Ⅱ、カブキ伝ごとに、回答がまとめられて読みやすかったです(〃’∇’〃)
うんうんとうなずいたり、あーこんなふうに思った人もいるんだって、ファンの数だけ思い入れいっぱい(〃⌒ー⌒〃)


「天外魔境カルトクイズ100」は、「菊五郎の4人のお友達の名を答えよ」「風雲カブキ伝でゲストとしてキャラデザをしているマンガ家は誰か。」といったものから、「カブキが言うところの「胸がさびしい少女」の名を答えよ」「道具袋にプレゼントをくれるザコの名前と、プレゼントとは何かを答えよ」まで、いろんなクイズが全100問!! 今読んでも、詰め込み過ぎて、マニアックで、とにかくすごすぎる(゚ω゚;)

「脇役キャラ想像図」なる、ビジュアルの無かったキャラを想像して描こう!なコーナーは、鶴姫、電二郎、競馬場のおねーさん、久吉、ファンそれぞれのイラストが載ってて、絵描きによってイメージばらばらでいろいろあっておもしろかったです( ˙꒳​˙ )
鶴姫はちょこっと出てくる、別に会う必要のないキャラなんだけど、それでも企画のテーマに取り上げられてたってことは、義経に関わりあるキャラということで一緒に人気出たのかなあと想像( ˘ω˘ ).。oO
鶴姫は、天外魔境JIPANG7でビジュアル出てたけど、カブキ伝出た頃に、このゲームが家庭用ゲームソフトとしてリリースされてたら、鶴姫はもっと人気出たんだろうねー( ˊ꒳ˋ )


「こんなザコ敵知ってるかい?」という、天外のザコ敵について参加者たちのトーク、イラスト入りコメントカット、が載ってるコーナーは、ザコ敵一つ一つに思い入れ伝わってきて、改めて、天外魔境というゲームのすごさを実感୧(˃◡˂)୨

テスト形式のカルトクイズ-2、京都スポーツ(京スポ形式の記事)、本当に読み返しててボリュームありまくり(๑'ᵕ'๑)

この本を発行した、こなん祐子先生のザコ敵トークページや4コママンガも面白かったです。やっぱり、火の勇者ネタの漫画に爆笑(>▽<*)
過去に発行した本からの再録とのことですが、全部掲載してほしかったなあと。ご本人はつたない出来とコメントしてたけど、素人から見ると全然面白いし、完売して再販予定もなく、他の4コママンガが読めないのも残念無念(´._.`)

当時はアナログで、PCで原稿作成できなかったから、文章系は手書きかワープロを駆使した作業だったんだよね(´◦ω◦`)
そんな手間と時間をかけて作られたと思うと、小説や事典系本は原稿作業お疲れ様ですと思うし尊敬します。参加者のいろんなイラストカットに意見やツッコミを読める、素晴らしすぎる天外本作ってくれて、ホント感謝感謝です( ˘͈ ᵕ ˘͈ )

ちなみにこの本、他サークルの天外本通販情報載ってるんですが、松田篁先生とか、今も活躍中の先人たちの通販情報も載ってて、松田篁先生の世阿弥本結局買えなかったなーと思い出す(つд`)
松田篁先生のカブキ伝トーク本は、当時●学生だった私には未熟すぎて理解できなかったことを鋭く考察してて、なるほどね~とか読んでて思わされたんだよなあ(●´ω`●)
あと松田篁先生は、阿国にぞっこんラブっぽかったねー。本のタイトルに中の人の歌のタイトルつけるくらいだし。…何故、その本買わなかった自分ヾ(。>﹏<。)ノ
松田篁先生の通販利用したことがきっかけで、オリジナル系も初めて読んだっけ…。
古代日本の本、ギリシャ神話の世界の本、天外以外の作品(松田篁先生の推し)のトーク本、どれも面白かった(^ω^)
生意気系ロリ吸血鬼のセシリア?って子が出てくる金銀妖瞳(タイトルうろ覚え)って本好きでした(´∀`)
あ、そのロリ吸血鬼の子は金髪ロリ美少女だけど、話は洋館を舞台にしたガチシリアスでミステリアスな青春小説です(百合っぽい雰囲気あるけど真面目な話)
台詞がすごく意味深で、身近なようで異世界を感じる描写とか、読み返すごとにじわじわくる小説でした。
松田篁先生の表紙イラストもよかったなあ( ˘ᵕ˘ )

火の勇者たち、生き返ったはいいけど、どうやって暮らしていくんだろうな意見、どの天外同人誌にもトークや漫画のネタになってて、みんな心配してたんだなあと読んでてしみじみ(⌒^⌒)
義経が女だと紅丸に打ち明けようとしたけど、紅丸にまったく気づいてもらえなくて激怒する漫画とか、義経ネタもやっぱり多かったので、そんな本をたくさん読んで好きになった自分(๑ˊ͈ ꇴ ˋ͈)
紅丸たちが卍丸の家に押しかけて居候してる銀時屋さんの本も面白かったなあ(= ̄∇ ̄=)

本を読みながら、当時の天外同人界隈を振り返れてしみじみ(❤╹ω╹❤)
あの頃はSNSなかったから、通販の手順もすっごく大変で、通販も本が届くまで長くて1~2か月待つの当然だったけど、待つ楽しみがあって、そんな時間の流れが心地よかったなあと懐かしい気持ちに浸ってました( ˘ᵕ˘ )