見出し画像

子どもの行動を変える声かけの工夫

子育て中のママの悩みは尽きませんよね。
「どうして言うことを聞いてくれないの。」とイライラすることも多いのではないでしょうか。

今回は、「子どもの行動を変える声かけの工夫」についてお話ししたいと思います。

・イヤイヤ期の子どもの対応にお困りのママ
・子育てに悩んで自分を責めてしまうママ

そんな方の参考になれば幸いです。


声のかけ方で子どもも親も幸せに

効果的な声のかけ方で、子どもの行動が変わります。

お母さんがやって欲しいことを言っても、子どもがやってくれないのは、分かっていないことが多いのです。

例えば、「これ片付けてね。」
子どもには、何をすればいいか伝わっていないことが多いです。
「おもちゃをこの箱に入れてね。」など、具体的かつ簡単な言葉で伝えることが大切です。

子どものやる気スイッチを入れる声かけを取り入れましょう。
きっと理解して行動してくれますよ。


やる気スイッチの入れ方

子どものやる気スイッチは10歳ころから伸びると言われています。
つまり、子どものころの声掛けが重要ということです。
子どものやる気スイッチを鍛えるにはどうすればいいのか、具体的に見ていきましょう。


やる気スイッチを論理的に考える

物事を遂行する場合、人間は以下の順番で動きます。

  1. 意思:~をやりたい(やる気スイッチ)

  2. 計画立案:スケジュール作成

  3. 目的遂行:計画実行、維持、変換、中止

  4. 効果的行動:自分の行動を見直す

この一連の行動ができると、達成感を味わえます。
その達成感が、「もう一度やりたい。」という気持ちにつながります。
しかし、精神的苦痛を与えると、この機能は発達しにくくなります。

つまり、やる気スイッチを入れるには、共感し、否定をしない声かけが必要です。
具体的な声かけの方法を見ていきましょう。


やる気スイッチを入れる具体的な声かけの例

・「なんでやらないの!」→「これどうするんだっけ?」
・「走らない。」→「歩こうね。」
・「~が嫌だ。」→「そっか、~が嫌なんだね。」

どうすればいいか迷っている子どもに対しては、「こうやって工夫するといいよ。」などのアドバイスを取り入れてもよいでしょう。
また、忘れていたことを思い出したら、「よく思い出したね。」、など良いところをほめて伸ばすことも大事です。

ポジティブな声かけを取り入れることで、やる気スイッチが発達していきます。
ぜひ、試してみて下さい。


まとめ

「子どもの行動を変える声かけの工夫」についてお話ししました。
声のかけ方次第で、子どものやる気スイッチが入り、行動してくれるようになります。
大切なのは、共感し、否定しないポジティブな声かけをすることです。

子どもが言うことを聞いてくれないのは、ママのせいではありません。
どうか自分を責めないでください。

声のかけ方を工夫して、子どもも親も幸せになりますように。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?