トラベルドクター
トラベルドクターをご存知ですか?
トラベルドクターは病気や介護中でも旅行に行きたいという想いを叶えてくれます。
入院中、病院から出られないのは、本人にとっても親族にとってもつらいですよね。
旅行に行くことで、その気持ちが解消されれば、それが何よりの治療になると思います。
親の介護中や病気の親族のいる方で、旅行に連れていきたいと考えている方の参考になれば幸いです。
トラベルドクターとは?
トラベルドクターは、病気や介護で旅行ができない方をサポートし、安全で快適な旅のサポートをしてくれます。
旅行がしたいけれど、病気が理由で諦める方が多くいます。
誰もが安心して旅行できる環境を作ること。
それがトラベルドクターの目的です。
安心に旅行するためのポイント
医師や看護師、介護士の付き添いがある
主治医や現地の病院と連携して、万全の体制を整える
宿泊施設や旅行会社、航空会社との調整を行い、快適な旅をサポートする
以下の順番で、問い合わせから1〜2週間ほどで旅行の実現を目指します。
お問い合わせ
ヒアリング
旅行の提案
旅行の手配
現地の調査
旅行の実現
丁寧なヒアリングや、体の状態の把握をしてもらえるので、その人に合ったプランで旅ができます。
伊藤玲哉さんの想い
トラベルドクターの伊藤玲哉さんは、新しい医療のカタチとして、トラベルドクターを始めたそうです。
どんな方なのか、詳しく見ていきましょう。
プロフィール
プロフィールから、さまざまな経験があることがわかります。
では、なぜトラベルドクターを始めたのでしょうか?
トラベルドクターへの想い
病気で諦めていた願いを叶えたい、その想いからトラベルドクターは始まりました。
入院中は、病院の外に出られません。
それは、患者さんにとってストレスになります。
患者さんの願いは、実家に帰りたいや温泉に入りたいなど、本当に些細なことばかり。
けれど、それをすることはできないのです。
医療現場での経験から、伊藤さんは、支える医療のカタチを模索し始めます。
旅行に行きたい患者さんを支え、一緒に願いを叶えるという、「医療と旅行」の架け橋となる仕事として、トラベルドクターにたどり着きました。
患者さんの旅行に行きたいという願いを叶えることで、人生の最後を最高の形で迎える。
そんな想いがこの仕事に込められています。
具体的な旅行事例
海を見たい!熱海への家族旅行
末期がんで余命宣告を受けた父親のために、思い出の地、熱海への家族旅行を実現しました。
自宅では見られない表情を見ることができ、親孝行ができてよかったと言う娘さん。
本人だけでなく、家族みんなが幸せになる、素敵な旅のようですね。
娘の結婚式に出席したい
ガンでホスピスに入居中の父親。
娘の結婚式に参加したいという願いを叶えました。
結婚式に向けて、娘さんは、お父さんの意識や食欲の変化を感じたそうです。
プラスの気持ちは、病気に対しても効果がありそうですね。
たびかな
「たびかな」とは、社会的、金銭的な理由で旅行を諦めている人の願いを叶えるプロジェクトです。
クラウドファンディングで資金を集め、そのお金で旅行を実現します。
病気を抱えての旅行は、高額な旅費がかかります。
そのため、金銭的な理由で旅行を諦める方も少なくないと思います。
このプロジェクトはそのような方の希望となるものです。
安心、安全に、すべての人が旅行できるように、という願いが込められています。
まとめ
患者さんの旅行したいという願いを叶える、トラベルドクター。
誰もが当たり前に旅行できるように、この取り組みが広がっていくことを願っています。
自分の親への最後の親孝行に、検討してみてはいかがでしょうか。