『かぼすの軌跡』2月/卒業制作
前回の振り返り
前回は「生き方」についてまとめた。
新年一発目、改めて自分の生きる意味やこれからの生き方についてまとめた。これまでは「こうして生きたい」という考えを持つことが少なかったが、大学生として人として一区切りをつけるタイミングでは必要不可欠なのかなと。これからは「音」の業界に飛び込むわけで目も耳も体も大切になってくるなと感じたから今の学生にピリオドをつけるためのnoteだったのかなと。
体を大切にして生きるつもりはなくて、むしろ壊れることを体感したい派です。勿論、大切にせな長くは生きられんねんけど、自分の好きなことをやりきって死ねたら自分が親より先に死んでも悔いはないかなって。
こんな感じであと残すとこ大学生も二か月ない。
今回は「卒業制作」について
普通から一歩外れて生きてるからか、普通の体験をしてなくて、実はなんも知らへんくて、
幼稚園やから保育園ってなにすんの?って感じやし、
公立高校ってどうやって卒業するん?私立の普通科ってどうやって卒業するん?普通に授業受けてたら卒業できるんちゃうん?って感じやし、
国公立、私立関係なく普通の大学ってどうやって卒業するん?論文書かなあかんの?って感じ。(単位の概念を大学で初めて知りました)
何も知らへん。けどその反面もしかしたら美大ってなにしたら卒業できるん?って思う人もおるかもしれんから今回はその「卒業制作」について、実際かぼすは何をしたのか、何を持って合格判定を貰ったのかそのあたりのお話をしようと思います!
第11話
▷美大に行った理由
これについては別の回でも話してるけど、一応お話しします。
因みにリンク先の【まとめ】にても話しています
まず初めに、
中学三年の個人面談の際の「将来何がしたいの?」のと問われ、答えがランドスケープだった→ランドスケープをすることを叶えるために美大の建築に進もう→じゃあ美大に進学できる高校に行こう→高校から美術を学んだ方が良い→じゃあ美術学科のある高校に進学しよう。
となったわけです
当時高校に進学するため、大学に進学するために通ってた画塾に顔出した時に先生にも言われたけど、「中三の時マイクラしかしてなかったのに~!」って言われたけど「今も健在です、やってます」って訂正しといた。
じゃなくて、自分では外見も中身も大人になったと思ってけど、実際は7年ぐらいじゃ何も変わってないんだなって。
そうなの、マイクラしかやってなかったの。
昔から何かを作ることが好きで、トイレットペーパーの芯とかサランラップの空き箱とかお菓子の箱集めてなんか作ってってずっとやってたから、物づくりは好きなんだなって(いま改めて感じてる)、だから美術を学ぶ選択をしたんよね、。
まぁ実際高校いってそれがどう大学に活きたかは分かってない。けど、少なくともイラレ、フォトショ、発想力は人より優れてるって一年の時は思ってた。でも才能に長けてる人は数多くいてどれだけふるいにかけられて生き残れるか。これが建築の世界の醍醐味なのかなってすべてが終わった今は感じてます。
つまりは、中三の当時の夢を叶えるために美大に進学しました。
▷これまでの作品(pick up)
様々なプラットフォームを公開してるんやけど、インスタに行けば大学の作品が見れます!(小さいけどね)その中でもお気に入りを少し紹介しようかな。
二年後期:保育園設計課題 「まるく、しかくく」
三年後期:京のメディアテーク設計課題 「路地と明暗」
三年後期:広場設計課題 「さんぽみち」
とこんな感じで
自分の納得いく作品に仕上げられるようになったのはこのぐらい見せられるぐらい最近のもので。三年後期の二作品「路地と明暗」と「さんぽみち」はかぼすの大学生時代の代表作にしたいぐらいお気に入りです。
一応解説しておくと、
「路地と明暗」のコンセプト
カフェでの長期滞在問題を取り上げた空中庭園、路地、地下の三つをコンセプトとした設計。(ごめん、語彙力なかった)
「さんぽみち」のコンセプト
1.訪れる、2.回遊性、3.景観
1.「訪れたい」と感 じるスポットを設計する。8つの店、足湯、ギャラ リー、観光案内所が設計されており、京都らしい店、 あったら便利、行きたくなる店、ふらっと立ち寄る場所に配置。
2.出入口の個数に決まりがないため人の通行に自由度が 高まり、入って出るただの出入口ではなく、通り抜ける感覚に近い建物になり、店を抜けることで非日常を常に味わうことの出来る場所となる。
3.周辺環境に馴染む配置と設計、平屋にすることで圧迫感を抑える。
他にも代表作にはならんけど、大学生、建築学生として過ごした四年間の作品はこちらからご覧いただけます!
ぜひ、チェックしてみてください!!
▷卒業制作でやったこと
やっと本題です。前回の最後に言ってた卒業制作の審査については合格してました。だから卒業できるんですよ。卒制は一年かけてなので前期も後期もないです。通年です。
私の卒業制作では閉園した幼稚園のリノベーション、そして地域の子供の居場所を提案。
コンセプトは3つ
1つ目:公園の規則や安全性
遊具があることで走り回れず公園の敷地を出て車通りもそこそこある住宅街までをフィールドにしてしまう傾向がある為、遊具がなくボール遊びをのびのび出来る場所の必要性。(そもそも球技禁止の公園が多いけどボール遊びをしたい子どもは多くいるということ)
二つ目:気候による環境の変化
真夏(夏休みなど)に外で遊ぶ子供の減少が目立つと感じ、その他にも木陰でゲームをする子供たちも見受けられた今、勿論外で遊ぶ危険性の方が高いが、体を動かさないことはさらに成長にも影響してしまうのではないかと(かぼすは)考える。安全性や気温等の変化を含めた施設の必要性。
三つ目:ゲーム機やスマートフォンへの依存性
気候の変化やオンライン・デジタルの普及により、外遊びが減少していると考える今、デジタル機器があることをメリットにとり、子供達が安心安全で且つ、居場所と思える場所を提案する。学習場所や子ども同士のコミュニティスペースの必要性。
▷建築学生としてピリオドを打つ
これで建築学生として、大学生として、人としての第一章にピリオドを打つことになる。多分今後、構造だとか建築的な話に立ち会うことはあるかもしれないが、建築を一から学ぶようなことはないだろうと思っている。
そして、大学生としては一つの学生生活を終えることになるし、人としては「普通」なら就職をして第二章を始めるのだからそれに私は伴う。
私にとっての第二章は四月の専門学生から。
これまでとは打って変わって「音」の世界に飛び込むのだから
これまで音楽は幾度か経験はしてきたがそれらが活きる世界なのかゼロからなのか、でもゼロの方が吸収率はいいから。
画塾の先生も「成長曲線」ってたから(多分)
人は行動すればするだけ成長できるからって。
引っ込み思案で内向型だからって言いたいけど、内向型なりに自由に生きて、今までよりも行動できる人になりたいなって。
この時も話してたよ。いまの自分は当時よりも変われたのかな?
▷二年後の目標の姿
▷残りの大学生活でやるべきこと
にて
▷まとめ
今回は「卒業制作」についてまとめてみました。
学生として、自分の手で作る最後の作品
これからの作品は自分の手だけでなくて、他の人も加わっての一つの作品になるから。人ひとりとしての作品はこれが最後になるんだろうな。だからこその代表作2作品ってもいいんちゃうかな。
卒展の間2日間だけゼミ当番で滞在しててんけど、立ち止まってみてくれる人、写真取ってくれる人、設置したQRコード読み取ってくれる人、映像立ち止まって見てくれる人、さらっとでも、一瞬でも目にしてくれる人、お世辞でもなんか喋りながら見てくれたりしてる人。みんな嬉しかったなぁと。(割と心の中でガッツポーズしてた)別の大学見に行った時に「自分の作品立ち止まってみてくれるって嬉しいな」ってる人がおってんけど逆の立場に立ってもわかる。嬉しかった。
その場におらなわからん嬉しさ、経験もあるねんなって、大学最後にして勉強になった。
後は自分なりの特別感の演出を出せたこと(後付け)
一日目は展示だけ
二日目はQRコードの設置
三日目(最終日)は動画の設置
全部最初からやれよ!って思ったけどある意味これも特別な演出なんじゃないかなって。模型を作らんかったから少し心残りはあるけど、80%ぐらいやりたいこと、建築学生としてやるべき事はできたと思ってるし、何より卒業できるから。
良かったかなと。これにて終止符を.
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次回はなにしよかな。
人生第一章としてのピリオド話でもええし、大学生したことしてないこと、みたいなまとめでもいいし、何しようね。
本当は誰かに届けばいいと思って一応書きつつも自分用でもあるから、いつも通りでいいのかな。
ん、決めた。
次回、人生の第一章完結編
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